【レビュー】村上隆著『芸術起業論』

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じゃばみです。

TVのCMでユニクロと村上隆氏の作品がコラボしたドラえもんUTを発売した(ユニクロプレスリリース)というのを見たので、せっかくなので便乗して(笑)、今日は先日読んだ本、村上隆著『芸術起業論』(2006年発行)をご紹介します。

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さすが世界的芸術家の著書だけあって、表紙はものすごいインパクトあります。笑
電車で読むの、躊躇しますね・・・
存在感がすごい。

※じゃばみのレビュー「なほっちゃ!」はじゃばみが勝手にいろんなものをレビューするというブログ内カテゴリーです。


【この本を読んだきっかけ】

そもそもこの本を読んだきっかけは、音楽で飯食えたらな〜て気持ち。

私は長年シンガーソングライターをやっていますが、収入が入るとすれば投げ銭や物販、まれにギャラの発生するイベントに出演する時くらいで、交通費の方が高い時もあるし、ギターの弦とか消耗品の支出を考えたら、まあトントンくらい。
なのでシンガーソングライター業では全然飯食えてません。笑
例えば、カバー曲でガンガン営業するって方法もありますが、やっぱりオリジナル曲で勝負したいのが本音。
正直、お金稼ごうと思ったらカバー曲ばっかりやる方が効率的と思う。
(著作権料とか別に発生するのかもしれませんが・・・)

まあ、オリジナルでやっていくのはとっても難しいのです。

それはきっとアートの世界でも同じで。
アートは模倣=盗作になっちゃうからよりシビアよね。
(音楽はある程度ならオマージュとかなんとか言ってごまかせそうやねん。笑)

じゃあ、世界で活躍している村上隆氏はどんな風に考えて活動してんのかな、そんな気持ちでこの本を手に取りました。


【読んだ感想】

この本は第1章から第4章までの構成で、村上隆氏が目の前で講義してくれているかのような論調で進んでいきます。

この本を読んで思った率直な感想は、村上さんって頭ええねんなーてこと。笑

アーティストって、もっと感情的で自由で、本能に忠実な生き物だと思ってきましたが、それは作品を制作する時だけなんやな〜と感じました。
むしろ、それをいかに世界にプレゼンするかが大事なんだってことがこんこんと説明されています。日本と海外における芸術の位置付けの違いを歴史的背景を踏まえながら説明してたり。淡々と語られているので、咀嚼するのに時間がかかりましたが。。

アートを手がける情熱と論理性を兼ね備えた人。
世界的にやっていける人ってのは、感性も知性も素晴らしい人なんだな〜と思いました。

なので、この本を読んで幾分私の存在価値を考えましたが。笑
(・・・私には私の使命があるのでよし。)

 

終始、「俺は世界でやっていくためにここまで考え抜いたよ」っていう強い自信と情熱がこれでもかって詰め込まれている本です。
アートだけじゃなくて、海外から日本に持ち込まれた文化、例えば音楽やダンスに携わっている人で、これから世界で勝負してやろうって思っている人には一読の価値があると思います。
音楽の世界でも共通してるなって部分があると感じたので、最初に思った「音楽で飯食えたらな〜」って甘い気持ちはコテンパンにやられましたが(笑)、知識として読んでよかったなと思います。精進しま〜す。笑

ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。

では、今日はこのへんで。