夫婦円満ユーチューバーKŌJIYAの じゃばみ(@jabamichan)です。
関西に移り住んでこの名前を見て思わず懐かしいと思ったんですが・・・「神戸屋」っていう有名なパン屋さんが関西圏にあります。
実は、萩にもその昔「神戸屋」っていうケーキ屋さんがあったんです。
まだ田町商店街にそのまま残っていました。
これが、萩の「神戸屋」です。
萩ではメジャーなケーキ屋さんで、イチゴのショートケーキや、チョコレートケーキ、ドライチェリーがちょこんとのった丸い形のケーキなどなど、オーソドックスなケーキで人気がありました。
中でも人気だったのがシュークリーム。
給食にも出てきた、思い出の味です。
「萩キャベツ」っていう商品名で売り出していたと記憶しています。
大学で関西に出てきてからも、帰省したときに買って食べていたほど、私も大好きなシュークリームでした。
ところが、2012年に神戸屋が倒産。
神戸屋のシュークリームを超えるシュークリームはないとすら思っていたので、めちゃくちゃショックでした。
もうあのシュークリームは二度と食べられないのか、と。
そのくらい、萩市民の生活に根付いていて、長年にわたって愛され続けてきたシュークリームだったのです。
【神戸屋の味を引き継ぐ「うきしま工房」あらわる】
それから数年、ふとあのシュークリームのことを思い出して
「あれだけ人気があったんだから、絶対他にももう一度食べたい人いるよね・・・」
とネットで検索してみると、、、
なんと、伝説のシュークリームが復活してるじゃあーりませんか!!!!!
そしてこのたび帰省した際に行ってきました!
伝説のシュークリームを復活させてくれた「うきしま工房」さんです!!
なんでも、「神戸屋の生シュー」を作り上げたのが、チーフパティシエのお父様だそう。
一子相伝?!の味なら、間違いなさそう!!
【うきしま工房の伝説の生シューをご紹介】
スタッフの方に撮影許可をいただいたので、ご紹介していきますね。
伝説の生シューは、うきしま工房さんの主力商品となっている模様です。
私の前のお客さんも何個も買っていらっしゃって、売り切れ寸前。
無事買えてよかったです。
では、さっそくいただきま〜す!
ぽわわわわわぁぁぁん。。。。
ああ、そうそうこれこれ!!!!!
やわらかいシュー生地に、卵感のあるふんわりクリームがたっぷり。
このたっぷり感がまさに神戸屋の味。
ほんと感激しました。
【昔にはなかった味のバリエーションも美味】
あまりに嬉しくて、翌日西宮に帰る前にも立ち寄って新幹線でいただくことに。
相方はいちごをチョイス。
クリームはいちごの甘酸っぱさと相性バツグン。
クリームの味のキレがいいので、何個でも食べたくなっちゃいます。
エクレアもおいしい〜!!!
チョコとクリームも合いますね^^
私は萩の地酒「長陽福娘」とのコラボシューをチョイス。
クリームと酒粕が見事に調和して、絶品でした!
【受け継いでくださって感謝】
おいしかったです、そしてほんっと、嬉しかった。
私の思い出の味をまた復活させてくれてありがとう!!!!!
親と同業の職人になったら、意地やこだわりで「受け継ぐ」ことに嫌悪感を抱く人もいると思います。
こうして「伝説の生シュー」として変わらぬ味を作ってくださってることに、シュークリームに対する愛情もそうだし、お父様に対する敬意と、萩に対する思いをひしひしと感じるのです。
町はどんどん変わっていくものだけど、変わらないものがあるから、帰った時に「懐かしいな」って思うことができます。
神戸屋のシュークリームは、私にとって「おかえり」って言ってくれる存在の1つ。
それを失わずにすんだ安堵感はすごく大きいです。
だから本当に感謝。
これからも頑張ってください。
萩に帰る時、また必ず買いに行きます!
【お店情報まとめ】2019.10月末現在の情報です。
うきしま工房
住所:山口県萩市土原609-1
営業時間:9:30〜18:30
定休日:水曜日(祝日営業、翌日休)
電話番号:0838-22-0545