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【選挙に無関心だとこうなる】国会議員の地元秘書手伝いとして5年半働いた私が感じた日本の政治のヤバさ

夫婦円満ユーチューバーKŌJIYAのじゃばみ(@jabamichan)です。

私は2013年から2018年まで、とある国会議員さんの地元秘書のお手伝いをしていました。

5年半にわたって、地元の国会議員秘書のお仕事を間近で見てきたわけですが、ミラクルスーパー時代錯誤なことばっかり。

でも、みんながやってるし、やらなかったら自分が損するから、やめられないってのが今の日本の政治のヤバイとこだと思います。

この記事では、地元議員秘書の仕事をご紹介しながら、そのヤバさをじわじわと感じてもらえたらと思います。


【秘書と言っても立場はさまざま】

国会議事堂の見学時に撮影しました。

会議員秘書には公設秘書私設秘書の2種類があります。

公設秘書とは、国からお給料が出る秘書で、政策秘書公設第一秘書公設第二秘書があります。

公設秘書は、1人の議員につき3名まで置くことが認められていて、給料は国から支払われる公務員扱いなので、ジリ貧議員でも少なくとも3人は秘書を雇うことができます。笑

参考までに、私が働いていた事務所の公設第一秘書は年収約700万円。

一般的な公務員の平均年収から考えると高額であることがわかります。

政策秘書となると、年収1000万円を超える人もいるようです。

次に、私設秘書とは、公設秘書以外の秘書のことで、議員の自費で雇用される秘書です。

ベテランの議員は後援会の力が大きく、政治献金も多いので、潤沢な資金で何人も私設秘書を雇うことができます。

私設秘書の給料は議員の裁量によって決まるので、私のような時給で働くパート秘書もいれば、議員と同等かそれ以上に権力を握っているために多額の給料をもらってる秘書もいると思います。

公設秘書はサラリーマン(正しくは公務員やけど)、私設秘書はフリーランスと考えるとわかりやすいと思います。

私も勝手に「お手伝い」って言うてますけど、はたから見れば私設秘書ですからねぇ・・・そうやってそっちの世界に染まらないように逃げてました、すんません。

ちなみに私は時給850円スタートで、5年目には1150円まで上げてくれました。

最初は議員になりたてだったので、事務所が落ち着くまで時間がかかりましたけど、社会保険も加入させてもらえました。

国会議員って、政治のプロだけど、雇用主としてはシロウトなわけで、そういうの詳しい人が身近にいない人はめっちゃ苦労するし、すぐに足元見られるんですよ。

大変な世界です。


【国会議員秘書になるには】

設秘書の中の「政策秘書」だけは特別で、国会議員政策担当秘書の資格試験合格者または、選考採用審査認定者のみその職に就くことができます。

議員の政策を作るのを手伝う仕事なので、知識と専門性が必要とされる仕事だからです。

こちらの資格については、他サイトの方が詳しいと思うので、調べてみてください。

上記の資格がなくても就くことができるのが、公設第一秘書・公設第二秘書と私設秘書です。

資格なしで国会議員になる方法

格なしで国会議員秘書になるには、国会議員とつながりを作らなければいけません。

ただ、国会議員のまわりには本当にいろんな人が近づいてくる。

本当に支援したいと言う人だけではなく、利用してやろうという人、失脚させてやろうという人、メルヘン入っちゃってる自称有能秘書、選挙で負けたことないから協力させろって言うてくるサイコマンなどなど・・・

正直、敵のほうが多い。

だから、自分から近づいてくる人なんて、まず信用できません。

普通のアルバイト情報誌にも載せにくいため、信頼できる人からの紹介が国会議員からすれば一番安心なのです。

なので、時間をかけて自分を知ってもらう努力をすることが必要だと思います。

その方法としては、

①人から紹介してもらう 

②政党の集まりに積極的に参加したり政治塾に参加して顔を売る 

③選挙活動や日々の活動のお手伝いに行く 

というのが固いでしょう。

というかそんな努力もせず、人望もない人に、国を動かすチームに入ってほしくないです。


私はこうして秘書手伝いになった

なみに私自身は、不動産会社でパートをしていた時代に営業マンをしていた人がいつの間にか秘書になっていて、私が1度目の結婚をして専業主婦だった時に「人手が足りないから手伝ってほしい」と声をかけられ、秘書手伝いをすることになりました。

その方は、私の不動産会社での働きっぷりを買ってくれていたのですね。

私は主に、電話番、名簿の管理、経理、祝電を担当していたので、やってた仕事は不動産会社のパートでやってたのとそんなに違いはありませんでした。


選挙手伝いからの秘書登用もある

以外の私設秘書は選挙時に労務者として働いていて、人手不足だったのでそのまま事務所に残る形での就労となりました。

その前の人については分かりませんが、おそらく党からあてがわれた人だと思います。

国会議員食堂ではしゃぐ若かりし頃の私。

【地元秘書の仕事は時代錯誤だらけ】

くまでも私が働いていた国会議員事務所の地元秘書の仕事ですが、仕事内容を知りたいという人のために一応書いておきます。

めっちゃざっくり書くと、事務所を運営する仕事はほんのわずかで、選挙に勝つためのお金集め・人脈づくり・宣伝がメインの仕事です。

後援会・企業訪問

金のある企業、人脈のある人のところには日頃から挨拶や御用聞きをしておいて、いざという時(ま、大きくは選挙ですよね)に協力してもらえるように日々顔つなぎします。

あとはポスター、献金、入党のお願いをするということが主な目的です。

企業側は箔をつけたり、関係団体の予算を下ろしてもらうのに必死なので、お互いにウィンウィンなんでしょう。

そういう、お互いに弱みをにぎり合う関係が、企業と議員間にあるのって絶対によくない。

けど、そうしないと選挙に勝てないからみんなやってる。

それが今の日本の政治です。


総会・懇親会・運動会・卒業式等行事への代理出席

京で公務をこなす国会議員に代わり、案内をいただいた会に出席します。

出席をすることで、少しでも人の目に触れておくことが目的です。

小さい会だと、「こんな会にまで来てくださった!」と喜んでもらえたりします。

そして、時には代理で挨拶をしたりもします。

顔も知られるし挨拶の練習にもなるので、将来議員になりたいという人にはもってこいの仕事ですね。


祝電を送る

内をもらったけど代理出席がかなわないところには祝電を送ることでアピールをします。

昔は手書きだったようですが、現在では印刷した文章に角印を押すスタイルが多いです。

財力のある議員事務所は電報を使いますが、ほとんどの議員はよほどでない限り自作の祝電を普通郵便で送っています。

ペーパーレスの時代に、こういうこともいつまでやるのかなぁと思います。

形だけの祝電でも、もらったらお礼状出さないといけないしね・・・。

儀礼の押収よ、日本人の悪いとこだわ。。


宗教活動への代理参加

会議員はたくさんの宗教に加入しています。笑

宗教の人を取り込むメリットは、選挙に行って投票してくれる確率が一般の人よりも高いこと。

選挙の時にボランティアをお願いすることもあります。

信者の方は、選挙の時に手伝いに来てくれて、それはもうよく働いてくださいましたよ・・・。


ポスター営業、メンテナンス

を歩いていると目にする政治家のポスター。

ポスターのサブリミナル効果はかなり高いようなので、角地や大通り沿いの家に飛び込み営業に行ってポスターを貼らせてもらえるかどうか依頼したり、他の政党のポスターが貼ってある家に「うちのも貼らせてください」と依頼したりします。

当然、貼った後に雨や風ではがれたりいたずらされたりするので、定期的なメンテナンスも必要です。

・・・なんですが、最近は景観条例があって民間企業でも看板を出すのが難しいのに、政治家のポスターほど景観を乱すものってないと思うんですよ。

それにポスターの枚数で選挙行動に影響があるなら、それは公平な選挙と言えるんでしょうか?(選挙時には決まってるけど平常時は制限ないからね)

願わくば、どこかにまとめて枚数限定して貼るとか、決まりを作ってほしい。


政治資金パーティーの運営・営業

会議員は活動資金を集めるために、年に1回〜2回(多い人はもっとやってると思いますが)政治資金パーティーを開催しています。

一般的な政治資金パーティーはホテルで開催され、目上の議員や集客できそうな目玉を呼んできて講演会を行った後、立食での懇親会を合計2時間ほど行うというもの。

封書でのご案内や手土産の手配など、経費はおよそ150〜200万円ほど。

ゲストによってはSPの手配が必要だったりします。

入場料は1万円〜3万円ほどが相場で、会場の規模にもよりますが300〜500人の動員を目指します。

そのようなパーティーを、会場予約から案内の準備、スタッフへの連絡などなど全てを企画しつつ、チケットの販売をしなければなりません。

秘書で販売枚数にノルマを設けたり、競争させたりする事務所もあるみたい。

一言で言えば、イベント屋ですね。

言っておきたいのは、こういうしょうもない仕事に年収700万円もの給与が発生してるってことです。

もちろん、一国の政策を作る人をサポートする秘書として、妥当な金額だという見方もありますが、なんだかなぁ・・・ってのが正直な意見。

時代錯誤でムダが多いなって思います。


【無関心な人間で日本は作られている】

うして、働いてみて思ったこと。

ねえ、なんでそんなにお金が必要なの?

本当は、みんなおかしいって思ってるんでしょ?

そんなことしなくても当選するのがすばらしい議員じゃないの?

でも、そんなこと言ったらめんどうだし、自分は落ちたくないから、誰も言わない。

自分が引退した後に誰かがやってくれればいい。

国民の平均収入はピーク時に比べてかなり下がってるのに、議員報酬を下げるって誰も言わないのもそうだよね。

与党は与党で予算をチラつかせて業界団体を好きに動かしてるだけだし、野党は野党で無責任な文句と美辞麗句を言うだけで、ちっとも地に足がついてない。

そうやって誰も問題の核心をつくことなく、次の世代に丸投げしてるのが今の政治の姿だと私は思います。

でも、政治をそんな風にしたのはまぎれもなく国民です。

自分は楽をして、めんどうは他人に任せようっていう国会議員の姿は、私たち国民の姿そのものだから。

国民が無関心だから、どこにどんなお金が使われていてもわからないんですよ。

でも、こうして知ったらむかつくと思いません?

私たちが一生懸命働いて稼いだお金は、甘い汁が吸いたいだけの議員とその取り巻きを生かすために使われてるんですよ?

じゃあどうすりゃいいの?

って・・・はい、選挙に行きましょう!

もうそれしかないです。

自分が変えようって気持ちで、選挙に行きましょう。

そういう気持ちでいる人が1人でも増えたら、絶対に変わる日がきます。

私はそういう政治はいやだからこの記事を書きました。

ほら、ここまで読んでくれたあなたには何かしら伝わってるじゃないですか。

そうやって時代は作られていくと思うのです。