じゃばみ(@jabamichan)です。
今日は私のふるさと、山口県萩市のネタをば。
山口の外郎(ういろう)と言えば、このブログで以前ご紹介しました御堀堂(みほりどう)の外郎が私のもっとも愛する外郎なんですが、、、
【山口みやげ】人気の「御堀堂(みほりどう)」のういろうをご紹介します
この御堀堂、お店が山陽側にしかなくって、萩では買えないんですよね。
そこで、たまには他の外郎も食べてみようかな〜と思い、萩市内に店舗をかまえる「豆子郎」に行ってきました。
豆子郎と言えば、
ひとつ ふたつ み〜つけた〜♪
とうしろうさん とおりゃんせ〜♪
のCMソングを小さい頃から聞いていたので知ってはいたのですが、思えばあんまり食べる機会はなかったんですよね。(親も御堀堂ファンでして)
さて、どんな外郎なのか楽しみ^^
この記事で詳しくご紹介します。
【豆子郎(とうしろう)とは】

豆子郎は、昭和23年創業の和菓子屋さんです。
創業者は戦時中は満州鉄道に勤務するエンジニア。
終戦で帰国した後、大好きだった外郎を売っていた老舗のお店が廃業すると聞き、自ら外郎を作ることにチャレンジしたことがきっかけだそうです。
和菓子のどシロウトが開発した豆入りの外郎・・・ということで、
どシロウト→トウシロウ→豆子郎
というのが名前の由来。
おごることのないように、初心を忘れない戒めの意味もこめて、このような名前がついているそうです。
↓こちらのページを参考にしました。
参考
原材料にこだわる株式会社豆子郎【第115回】ATACSグループ
エンジニアから和菓子職人への転身は決して楽な道ではないと思いますが、なにより創業者のういろう愛がすごいですね。
公式サイトによると、「試行錯誤を重ね、山口外郎と一線を画すお菓子を完成させました(引用)」とあるので、山口外郎の進化系としてとらえるのがいいのかもしれません。
【豆子郎の特徴】

なにはともあれ、現物を見てみることにしましょう。
上の写真は、豆子郎で買った「簾子 豆子郎(れんじ とうしろう)」という商品です。
高級感のあるパッケージで、開けながら背筋が伸びる感じ。
小豆と抹茶の2種類がセットで密閉包装されています。
片手でパクッと食べやすいスティックタイプになってて、2種類の味が楽しめるとは、ちょっとずついろいろ食べたい私にはなかなか嬉しいですね。
日持ちは真空パックで10日ほどです。
だから私も安心しておみやげに買って帰ることができました。
【豆子郎の味は?】

豆子郎の外郎には、あずきの粒が入っています。
これも他の外郎とは異なる特徴ですね。
お味は見た目よりもあっさりとしていて、甘すぎず上品な仕上がりになっています。
山口ういろうと言えば、もちもちとした食感が特徴なんですが、豆子郎はもちもち感はややおさえめな印象です。
なので、どちらかと言うと大人向きで、上品なお茶会やご進物におすすめの一品だと思います。
パッケージには
「温めると尚一層美味しく頂けます」と書かれた紙も一緒に入っていました。
試しにレンジで10秒あっためて、熱々をいただいてみると・・・
やわらか〜く、口当たりがなめらか!!
レンチンはぜひおすすめです^^
【豆子郎の値段は?】
こちらの個包装2色5個入りの気になるお値段ですが、豆子郎の公式サイトではご進物に使われる方へ配慮して、非公開となっているので、私もおいそれと公開するわけにはいきません。
「それでもどうしても知りたいのじゃ!」という方にヒントを差し上げるとすれば・・・
同じく萩で一番有名であろう、私も大好きなふりかけ「萩・井上のしそわかめ(90g袋入り)」3.6個分くらいのお値段です。
というわけで、下の記事もよかったらご覧ください^^
【おすすめのふりかけ】萩出身の私が「萩・井上のしそわかめ」の魅力をご紹介します
【豆子郎は大切な人への贈り物におすすめ】
上に書いたことから、豆子郎はパッケージも、味も、会社の心構えも、山口ういろうの上位クラスを意識してるんだってことがわかるかと思います。
他店との圧倒的な違いは、その高級感とお値段に負けない説得力のある商品、信頼を守り抜く姿勢なのかな、と。
そんな和菓子なので、大切な人へのおみやげ、贈り物にぴったり。
贈るほうは自分のステータスが高まるような気がするし、もし豆子郎を人からもらったら、それは大切に思われてる証拠なんだと思ってもらっていいと思います。
私自身、この豆子郎を買うのに菊ヶ浜店に行ったのですが、真夏の昼下がりにお店で出してくださった冷たいお茶のおもてなしに、感動をおぼえたものです。
おもてなしの心が、豆子郎を通じて人から人に伝わっていくのってすごくステキですよね。
このブログも、そういう架け橋になれたらいいなぁと思って書いてます。
・・・というわけで、ぜひ豆子郎をお試しください^^
この記事が参考になりましたら幸せます。