夫婦円満ユーチューバーKŌJIYA 嫁のじゃばみ(@jabamichan)です。
今日は、私が住んでいる兵庫県西宮市で毎年2月〜3月上旬に開催されている「蔵開(くらびらき)」というイベントについて紹介したいなと思います。
蔵開とは、新しいお酒を作り始める秋や、新酒のできる春先に開催するイベントで、現在は全国の酒蔵で開催されています。
西宮市で毎年開催されている蔵開は入場無料で、どなたでも楽しむことができますよ。
蔵開に行くとどんな良いことがあるかと言うと、普段は一般の人が見ることのできない蔵の中に入って見学できたり、菰樽(こもだると読みます)巻きの実演を見ることができたり、しぼりたての日本酒を試飲できたり・・・と、蔵によってさまざまですが、日本酒のことがもっと好きになるひとときになること間違いなしです。
さて、ここで西宮の日本酒のことをちょっとご紹介しておきますね。
西宮市には日本酒づくりに最適な名水「宮水(みやみず)」が湧き出ており、江戸時代後期に発見されて以来、灘五郷(なだごごう)の日本酒の味を支え続けています。
海に近く、江戸への輸送も便利だったので、灘五郷は酒どころとして名を上げ、栄えていきました。
西宮市には、灘五郷のうち西宮郷と今津郷があり、現在でも西宮の地域経済を牽引しています。
そういうわけで、西宮の蔵開は、市全体で猛プッシュしているイチオシのイベントなのであります^^
主催の「西宮日本酒振興連絡会」というのは、平成25年10月1日に「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」が施行されたことに伴って、市内酒造メーカー、西宮商工会議所、西宮観光協会、西宮市で設立した会なんだそうですよ。
私もこの記事を通して、蔵開を猛プッシュしたいと思います^^
【2020 西宮の蔵開スケジュール】
堅い話はそれくらいにして^^;
2020年の西宮の蔵開のスケジュールをご紹介しておきます。
あわせて各蔵の蔵開の様子を写真に撮っておりますのでご参考になれば幸せます^^
寳娘(大澤本家酒造)
日時:2020年2月1日(土)
住所:西宮市東町1-13-28
内容:木造蔵見学、しぼりたて新酒試飲販売、酒かす販売
JR西宮駅・阪神西宮駅からマリナパーク方面の阪神バスに乗車、交通公園前で下車して徒歩7分ほど。
阪急バスという手もありますが、近隣の宗教施設が休館の日はバスの本数が少ないので、阪神バスの方が本数も多いですし利用しやすいと思います。
みやたんラベルのお酒があるなど、地域密着型の蔵です。
癖のある香りが特徴的なお酒です。

試飲の待ち時間は1時間にも及ぶほどの大行列。時間に余裕を持ってお出かけくださいね。
お隣の徳若(万代大澤醸造)にも足を運ぶお客さんがたくさん。
一度で二度おいしい蔵開きです。
徳若(万代大澤醸造)
日時:2020年2月8日(土)
住所:西宮市東町1-13-25
内容:有料試飲(一部無料)、しぼりたて新酒販売、新酒酒かす販売
JR西宮駅・阪神西宮駅からマリナパーク方面の阪神バスに乗車、交通公園前で下車して徒歩7分ほど。
阪急バスという手もありますが、近隣の宗教施設が休館の日はバスの本数が少ないので、阪神バスの方が本数も多いですし利用しやすいと思います。
徳若と寳娘は蔵がお隣なので、是非寳娘ものぞいてみてください^^
地域密着型の蔵。
独特な香りと味でマニアックなファンが多い印象です。
気さくでアットホームなご主人が迎えてくれます。
↑上記2つの蔵にはトイレはありません!
近隣には浜戎公園、西宮交通公園がありますので、そちらで済ませて行くのが無難です。
トイレを利用するだけってのは推奨はしませんが、エディオン、関西スーパー、ヤマダ電機、マルナカなど近くにあります。
寳娘と徳若は道路沿いにあるので、歩道にレジャーシートを広げる方が見受けられました^^;
トイレがないということも考慮して、試飲を済ませたらさっとお買い物をして、おうちで楽しむのが無難だと思います。
白鹿(辰馬本家酒造)
日時:2020年2月15日(土)
住所:西宮市建石町2-10
内容:鏡開き、菰巻き実演、有料試飲と販売、飲食ブースなど
JR西宮駅・阪神西宮駅からマリナパーク方面の阪神バスに乗車、交通公園前で下車して徒歩5分ほど。
言わずと知れた西宮の大企業。
「辛口でも甘口でもない旨口」が特徴。
飲みやすいのでビギナーにもおすすめ。
徹底的な品質管理で日本酒の世界的な地位向上に尽力されています。
会場内には、フードの露店があり、レジャーシートを広げて楽しむ方々がたくさん。
雰囲気はほっこりとしていて、お子さんも楽しめるような企画も見られました。
ご家族で行っても楽しめそうです。
日本盛
日時:2020年2月22日(土)
※コロナウイルスの影響により中止
住所:西宮市用海町4-57
内容:蔵見学、有料試飲と販売、鏡開き、菰巻き、飲食ブースなど
阪神西宮駅から徒歩16分ほど。
バスではJR西宮駅・阪神西宮駅からマリナパーク方面の阪神バスに乗車、交通公園前で下車して徒歩8分ほどです。
こちらもメジャーな企業ですね。
お米の甘さを生かしたキレの良い味が特徴。
ボトル缶や化粧品など攻めの事業展開。
蔵開にも社風が出るのか華やかな雰囲気です。
写真でわかるように、会場内は例年かなり混み合います。
早めに行って席を確保するのがいいでしょうね。
混雑はしていますが、お酒は見た目よりスムーズに試飲できるように思います。
大関
日時:2020年2月29日(土)
※コロナウイルスの影響により中止
住所:西宮市今津出在家町4-9
内容:酒蔵見学、有料試飲と販売、模擬店、演奏など
阪神・阪急今津駅より徒歩15分ほど。
こちらも全国区で販売される有名企業。
ワンカップはおなじみの商品ですよね。
最近は化粧品も人気があります。
私は大関の甘酒が大好き。
クッキーも美味しいんですよ。
名物、大関バンドが会場を盛り上げてくれます。
敷地は結構広いですが、あちらこちらにレジャーシートを広げてくつろぐ人たちがたくさんいました。
白鷹
日時:2020年3月8日(日)
※コロナウイルスの影響により中止
住所:西宮市浜町1-1
内容:有料試飲と販売、飲食ブース
阪神西宮駅より徒歩7分ほど。
伊勢神宮へ献上している唯一の酒蔵。
ふくよかでぐっとくる、力強い味わいが特徴。
「宮水の郷」は西宮市内の特約店でしか買えない限定のお酒です。
ちなみに、なんですが、私は西宮市の蔵開が始まって以来、毎年白鷹の蔵開で歌わせていただいております。
白鷹の蔵開の様子はYouTubeでご紹介しております。
社長へのインタビューもありますので、是非ご覧ください^^
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西宮の蔵開は毎週、週末にどこかで開催されている感じになるので、初心者の方は、ご自身のスケジュールで都合がつく酒蔵に行ってみるというのもいいと思いますが、メジャーな企業ほどお祭り感が色濃くにぎやかなので、初心者向けかなと思います。
落ち着いた雰囲気が好みであれば、寳娘や徳若がおすすめです。
詳細は西宮蔵開のサイトをご覧ください。
西宮蔵開のサイトはこちら
【西宮 蔵開を楽しむために持って行くべきグッズ】
さて、それではお祭り大好き、蔵開大好きの私が考える、蔵開を楽しむために持って行くべきグッズをご紹介したいと思います。
・ハンカチ/ウェットティッシュ
私のブログを読んでいる人からはまたかと言われそうですが(笑)
日本酒はこぼれるとベタベタしますし、においます。
大きな酒蔵の蔵開となると例年何千人もの人が訪れるので、お酒の持ち運びは結構気を使いますよ。
寒い日だと手がかじかんだりして余計にこぼしてしまいがち。
そんな時にハンカチやウェットティッシュがあると安心です。
・使い捨てカイロ
西宮の蔵開が開催される2月〜3月って、日によっては本当に寒いです。
蔵開は屋外のイベントなので、暖房はないと思ってもらっていいです。
限定販売のお酒の販売なんかは長蛇の列になることも。
首元に、背中に、お腹に・・・カイロを忍ばせておけば、暖かく過ごすことができますよ。
・折りたたみ傘/雨がっぱ
天気にもよりますが、備えあれば憂なしです。
雨がっぱは外気から体温を守ってくれるし、アウターの上からでも着られるので便利です。
少なくともお天気情報はチェックしてお出かけしましょう!
・和らぎ水(やわらぎみず)
西宮の酒蔵は駅から少し距離があります。
しかも、周囲は準工業地域だったり、住宅が密集している地域だったりするので交通量もまあまあ多い。
なので、酔っ払った状態で帰路につくのは大変危険です。
途中で和らぎ水を飲み、酔っ払いすぎないようにするのがマナーですよ。(自戒の念も込めております。笑)
また、天気によっては寒い日もありますので、あったかいお茶を水筒にいれておけば暖もとれて尚良いかと思います。
・レジャーシート
会場内のテーブルやイスは数が限られているため、どうしても・・・の時のために持っておいてもいいかな。
私自身はあんまり推奨しませんが・・・くれぐれもマナーを守って、みんなが気持ちよく楽しめるようにしましょうね。
灘のお酒は寒造りと言って、秋から冬にかけて日本酒を仕込みます。
六甲山系から吹きおろす風「六甲おろし」が寒造りに最適な気候をもたらしてくれるのです。
宮水といい、六甲おろしといい、自然に恵まれた地域だったんですね^^
自然の恵みと、ずっと昔(室町時代には酒造りがされていたそう)から育まれてきた日本酒の歴史、職人の技・・・
一つ一つに思いを馳せながら、できたての新酒を酒蔵で味わう。
なんだかとっても贅沢な気持ちになりませんか^^
試飲だけでなく、蔵見学なんかも参加してみるとまた違った楽しみができると思います。
是非、西宮の蔵開を満喫してくださいね!!
この記事が参考になれば嬉しいです。
では、今日はこのへんで。