じゃばみ(@jabamichan)です。
いつも迷う、揚げ物をした後の廃油の処理。
ネットを見ていたら、廃油をつかって、火も苛性ソーダも使わずにクリーム石鹸が作れる「まぜたら石鹸」という商品を発見しました。
気になったので実際に使ってみました。
この記事でご紹介します。
【まぜたら石鹸の内容】

大きさは、一般的なシャンプーの詰め替え用と同じくらい。
中を開けてみると白い粉と透明な液体、「プラスワンポイント」と書かれた簡易な説明書きが入っていました。(写真右上のビンは、私が用意した廃油500gです。)
【まぜたら石鹸 作り方】
1. 袋に廃油を入れる
まずは袋の中身を全部取り出して、袋に廃油を入れます。
じょうごがあったらスムーズかな。
油を入れてもきちんと自立する、しっかりとしたパッケージにはなってます。
2. 透明の薬剤を入れて袋の口を閉じよく混ぜる
念のため、メガネとマスク、ビニール手袋で保護します。
この時によ〜く混ぜるのがポイント。
バシャバシャと振っていると、油と薬剤が混ざって乳白色になるのがパッケージの外からでも見えます。

3. 白い薬剤を入れて混ぜる
白い粉の薬剤を入れてまた混ぜます。
下からもむようにして混ぜるといいと思います。
4. 袋を閉じて一晩放置すればできあがり
この時に袋を立てたままだと粉の薬剤が沈殿してしまいます。
上と下とで固さにムラができてしまうので、しっかり袋の口を閉めたら、横に寝かせて放置する方がいいのかなと思いました。
【できあがったクリーム石鹸がこちら】

作った翌日は少し黄みがかっていますが、日が経つと白く、石鹸らしい感じになります。
下の写真は作ってから5日後です。

日が経った方が石鹸の質が安定している気がするので、何日か置いておいたほうがよさそうです。
【クリーム石鹸の使い心地は?】
想像してたよりもちゃんと泡立つし、汚れも落ちます。
特に力を発揮すると思ったのは、ホットプレートとか、フライパンとかの油汚れを洗う時。
廃油で作っているからか、油汚れとの相性がいいみたい。
食器だけでなく、換気扇・ダクトの掃除にも期待できそうです^^
使いにくい点としては、きちんと泡立てないとぬるつきが残るところ。
ちゃんと洗ったつもりでもぬるっとする時があるので、そういう時に洗い直す手間や、水道代などを考えると、正直なところ普段使いにはあまり向いてないように思いました。
廃油で作る分できる石鹸の質にムラができるのは仕方ないことだとは思います。
リサイクルって難しいってことを感じました。。
【廃油処理はやっぱり固めて捨てるのが一番楽かな】
そんな感じで私にはちょっと不便に感じたので、廃油処理には固める処理剤を使うことにしました。(作った石鹸はすべて使いきりました。)
でも、今回まぜたら石鹸を使ってみて、地球環境のこととか、自分が普段の生活で排出する廃棄物のことを考えるきっかけになったので、いい経験だったなと思います。
私には合わなかったのですが、安価で試すことができますし、何より石鹸を作ること自体は楽しいので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
理科の自由研究にもおすすめです^^