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【毒親エッセイ】テトロドかあさん #2 自己肯定感の低さは母からのこき下ろしから来ている

テトロドかあさん タイトル画像

じゃばみ(@jabamichan)です。

私は、中学時代にビジュアル系バンドにハマり、それ以来ずっとロックバンドを組んでボーカルとして歌うことに憧れを抱いていました。

今は、バンドではないけど、シンガーソングライターとして弾き語りや宅録をしながら、細々と活動をしています。

その活動の中で、経験を積んで、いろんな機会をいただいたりしながら、少しずつ前進できていることにちょっとした誇りも抱きつつ。

そんな大それたことはできないかもしれないけど、家族やふるさとにも恩返しできたらいいな、なんてことも思っています。

近年は、山口県の萩市出身ということで「山口新聞」に記事を掲載していただきました。

そのつながりで、私の出身高校のOB会にもゲストとして招いていただいたりして、自分にとっては本当にありがたいことでした。

その中で、母の幼なじみという方にも出会い、連絡先を交換して母とつなげることもできました。

その時に「少しは親孝行できたのかな〜」と誇らしく、本当に嬉しかったのですが。

母にとっては、私の気持ちなど、どうでもよかったみたいです。


【私を侮辱する母】

れは、私が絶縁を決意する前日のこと。

ゴールデンウィークの休日を利用して、帰省した私は兄家族と一緒に和やかな実家でのひとときを過ごしていました。

3才になる甥っ子は、車が大好き。

パジャマも靴下も車のイラストが入ったものを身につけていて、絵本も、おもちゃも全部車。

「将来は警察官か消防士になりたいんだって」

と兄嫁。

その年頃の子供で、車が好きならそういう夢を抱くのも不思議はない。

パトカーのおもちゃで遊ぶ甥っ子をほほえみながら見守る、そんなステキな家族のひとときだったはずでした。

「将来、音楽だけはやめとったほうがええよ」

正直、耳をうたがいました。

今、この場面でそんなことを言う必要があったでしょうか。

しかも私のいる前で。

私が、まだ独身で、売れもしない音楽にしがみつき、心身ともにボロボロでやってるんだったらまだしも。(それでも言われたくはない。)

応援してくれる相方がいて、応援してくれる地域の方がいて、新聞にものって、同窓会では母の幼なじみにも声をかけてもらって。

なんならたった1度きりだけど賞金だって稼いだし、ローカルラジオのマンスリー曲にも選ばれた。

山口や神戸のローカルテレビにだって出たことある。

ついこないだ、実家のある集落のふるさとまつりにもゲストで呼んでもらったとこだよ?

こんなに、ステキなことがたくさん私には起こっていて、そのたびに「こんないいことがあったよ」と報告もし、時にはライブにも来てもらって、その瞬間を共有できたと思っていた。

ついこないだ「新聞にのってたって近所の人から声かけられたよ」って言ってたよね?

それなのに。

音楽が一体どんな不幸をもたらしたっていうの。

学生時代、やりたくもない勉強を強制される中で、音楽は私の魂を解き放つことのできる唯一の世界だった。

いやなことがあっても、音楽を聴き、歌を口ずさめばなんとか自分を保つことができた。

おとなになったら、この家を出たら、絶対音楽をやる。

その一心で、大学受験も乗り切った。

音楽は私にとって生きる希望であり、自分にとっては臓器のひとつだと言ってもいい。

そんな私にとって「音楽だけはやめとけ」という言葉はひどく屈辱的なニュアンスに聴こえました。

小さい甥っ子の手前、胸にわきあがった怒りの感情をなんとか飲み込みました。

その後の食事のことは正直何も覚えていません。

でも、そんなことは今に始まったことではありません。

ずっと前から、母はそうやって私をなじってきたのだから。


【母はいつも私をこき下ろした】

回のケースとは違うけど、そういえば母は人前で私をこき下ろすことで相手にへりくだるような会話の仕方を何度もしてきました。

「この子、チビだから」

「バカでマヌケでドジなんですよ」

母は謙遜のつもりで言ってたのだろうけど、そのたびに私は傷ついてきました。

そして、それを言われた相手も「そんなことはない」とフォローせざるを得なくなっていたように思います。

謙遜どころか、結局は娘を傷つけ、相手に気をつかわせる最悪のコミュニケーションです。

娘を相手の前で必要以上にこき下ろし、相手に褒めさせて、最終的には自分がいい気分になりたかっただけ。

無意識に、でも確実に、私はその道具として利用されていました。


【子供を見下すことで自己肯定感を満たす母】

んな風に、自分ではなく他人を見下すことで自己肯定感を満たそうとする人が世の中には存在します。

つまり、自己肯定感が低く、他人と比べることでしか自分の存在がわからない人です。

そんな人の特徴は以下のようなものだと思います。

・人の悪口をよく言う

・学歴や肩書きにこだわる

・なんでも人のせいにする

・自分の非を認めることができない

・人によって態度を変える

自分の分身である子供なら、見下す対象としてはとってもお手軽で、簡単に自己肯定感を満たすことができます。

どんなに見下したって、子供にとっての「母親」がもつ絶対的存在はゆるぎないし。

子供の弱みにつけこんで、食事や愛情をおとりに、自分の自己肯定感を満たすための奴隷にすることは、母親だったら簡単なことですよね。

そして、そういう親のもとで育った子供は、自己肯定感を持てないまま大人になっていく。

だから負の連鎖が生まれるんだろうと思います。


分の母親のことを悪く思いたいと願う子供はいません。

一生懸命働いて、勉強やいろんな習い事をさせてくれ、本当に感謝しています。

でもその感謝の気持ちが、母の本当の姿を直視することを邪魔している、とも思っています。

自分の中に感謝と憎悪が混在しているのです。

 

どんな気持ちでそんなひどいことを言ったの?

 

あなたは

「そんなつもりじゃなかった」

って言うでしょうか。

「大げさにとらえすぎ」

とも言うかもしれません。

 

傷つくたびに、あなたは私のことを

「感受性が強い子だから」

って言いましたね。

 

でも、それは

「過敏に反応しているあなたが悪い」

って言ってるのと同じで、あなたは何を言ってもいいと思っていたのではないですか。

だから私に何を言ったか覚えてないんでしょう?

それは、いじめの加害者と同じ心理です。

 

それに気づいて、私は悲しいです。

毎回私が帰省するたびに、あなたが

「仲良くしようね」

って言ってきたことが、私には困惑でしかなかった理由はこういうことだったんですね。



あなたは最初から仲良くする気なんかないんです。

ばあちゃんが死んで、家の中で唯一こき下ろせるのが私なんでしょう?

もういい加減やめてください。

あなたは私がいなくても、十分いろんなものを持ってるじゃないですか。

あなたに言われたことが私の頭の中で延々と再生されてうるさいんです。

ないアタマで何をやってもうまくいかない気がするんです。

バカでマヌケでドジでボケっていつまでもいつまでも言われ続けるんです。

だからもうあなたと付き合うのはうんざりです。

口も聞きたくありません。

あなたと一緒にいると自分がみじめになる。

 

そんな風に思わなくちゃいけない子供の苦痛を少しは考えてほしい。