【毒親4コマ漫画】テトロドかあさん #6 三つ子の魂百まで

テトロドかあさん タイトル画像

じゃばみ(@jabamichan)です。

4コマ漫画「テトロドかあさん」は、アダルトチルドレンだと自覚するじゃばみが、アダルトチルドレンを克服するために描いているノンフィクション漫画です。

 

まずは、今日の4コマ漫画をどうぞ。

テトロドかあさん 4コマ漫画 毒親


 

【なぜ子供が「お母さんキライ」と言うのか】

 

私が小さい時に母に「キライ」と言ったことは、今でもむし返される。

母はさぞむかついたことだろう。

だが、当の本人である私はそんな記憶があるはずもなく、思い出すたびにこの話を出されるので逆にイラッとする。

それと同時に、疑問に思うのだ。

 

どうして私はそんなことろ言ったんだろう、と。

 

というのも、姪っ子や甥っ子、友人の子たちを見ていると

「お母さんじゃなきゃイヤだ!」と泣き叫ぶ姿を見ることはあっても、「お母さんキライ!」というシーンに出くわしたことがないからだ。

だから、いつも自分が悪者みたいに言われることに違和感を感じてしまうのだ。

 

調べてみたところ、小さい子供が「お母さんキライ」と言うことは特別な話ではないらしい。

 

まずは、甘えたいばかりに母親を試すようなことを言う場合。

「試し行動」と言うそうだ。

子供はわざと母親を怒らせることを言って、自分がどれだけ愛されているのか反応を確かめるようだ。

 

 

次に、怒られたり注意を受けた時の反発として。

子供に限らず、怒られたり注意されたりするのは、一時的な感情であっても不快だ。

子供だったらなおさらだし、怒られてイヤになった気持ちをストレートに表現するとこうなるのもわかる。

 

上の2パターンについて、ひねくれた子供だととらえる人もいると思う。

多分うちの母もそう。

でも、私としては子供の正しい成長の過程だと思う。

 

好き・キライという概念が心に生じたということ

イヤだと思うことを表現する力が身についたこと

 

子供が感情表現を手に入れ、より人間らしく成長した証だ。

 

 

こうした場合には

「お母さんはキライと言われて悲しいな」

と母親自身の気持ちを伝えることで、そのうちに相手の感情をおしはかることができるようになるそうだ。

それが「しつけ」だ。

 

大人としてとらえられていれば、取るに足りないことなのだ。

 

「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」とかいう表現があるくらいだから、この時期にストレスがピークに達する母親も多いとは思う。

だからと言って生涯にわたって「あの時は・・・」と話を持ち出すのは、母親の資質の問題になってくる。

 

私をいつまでも悪魔の子にしているのは母自身なのではないか。

 


 

【母をキライになった子供】

 

幼い私もきっと、試し行動もするし、怒られた衝動で逆ギレすることもあっただろう。

ただ、多分私は本当に母がキライだったのではないかと思うのだ。

 

 

私には二つ年上の兄がいる。

兄は幼少期に反抗することのない、おとなしくてかわいい子だったようで。

我が家系では10数年ぶりの男子、しかも数回の流産を乗り越えて生まれてきた兄。

それに引きかえ、いとも簡単に生まれてきた私。

かわいさレベルの差は兄の足元にも及ばないだろう。

 

兄は母乳で育てたと聞いたことがあるが、私は完全なるミルクっ子だ。

ばあちゃんやひいばあちゃんがせっせと飲ませてくれたらしい。

母は仕事で家にいることが少なかったのだ。

 

幼いながら、兄との扱いの差を肌で感じていたのではないかと思う。

物心ついてからも、これまでの人生で兄と私は平等ではないと感じることは多々あった。

 

小さい子供は親の感情を敏感に読み取ると言う。

兄妹で待遇が違ったら、わからないはずはない。

 

 

だから、幼い私にとって母は

 

たまに顔を合わせると勉強を強要する人

兄をかわいがる人

機嫌が悪いと感情を爆発させる人

 

という存在だったのではなかろうかと推測できる。

 

また、母は失敗を責めることはあっても成功をほめることはほとんどしない人だ。

だから母と一緒にいても嬉しいと思うことが少なかったんじゃないかと思う。

 

つまり、私が母をキライになる理由は十分にあるのだ。

試し行動でもなく、怒られた衝動で発する言葉でもなく。

「お母さんキライ」は私の本当の声だったんじゃないか、と。

 

 

もうそんな時から、私たち親子はすれ違ってしまっていたのかもしれない。

 

そして、幼い頃の「キライ」という感情は大人になっても変わらない。

母の私への付き合い方が変わらなかったんだから当たり前だ。

大人になったから仲良くなんてできるわけない。

 

そして私は悪魔の子として永遠に語られ続けるのだ。

 

つづく