【毒親4コマ漫画】テトロドかあさん #11 どっちが素直?

テトロドかあさん タイトル画像

じゃばみ(@jabamichan)です。

4コマ漫画「テトロドかあさん」は、アダルトチルドレンだと自覚するじゃばみが、アダルトチルドレンを克服するために描いているノンフィクション漫画です。

まずは、今日の4コマ漫画をどうぞ。

テトロドかあさん 4コマ漫画 毒親


 

【兄と妹で態度を変える母】

 

兄は小さい時から人当たりがよく、私からすれば世渡り上手なタイプだ。

(本人はめちゃくちゃ苦労してるのも知っているが。)

逆に、私は思ってることが顔にも態度にも出てしまう不器用なタイプだ。

 

母が手伝いを頼む時、兄はその場では気前よく返事をしておいて結局やらないということが何度かあった。

 

一方で、私はイヤな時はイヤと言う。

それでも引き受けてしまった場合は、仕方なくとも頼まれた仕事を遂行していた。

「かわいくない」とか「素直じゃない」とか散々言われながら。

 

最終的には約束を破るわけだから兄の方がタチが悪いと、子供ながらに思っていた。

それなのに、兄は怒られないで私だけ怒られる。

不公平だ。

 

そんな思いは、母への不信感に変わる。

不信感を持っているから余計に言うことを聞けない。

母はさらに私を「憎たらしい」と思うようになり、相対的に兄をかわいいと思うようになる。

 

今思えば、私たち親子はそうやってどんどんお互いの溝を深めてきたのだろう。

 

 


 

【兄弟の上と下】

 

母は長女で、妹とは6歳も年が離れている。

片田舎の小さな家だが、一応本家だから、跡取りとして大事に育てられたことだろう。

そういえば、母はよく「末っ子だから」「2番目だから」と、兄弟の下の人を小馬鹿にするような発言をしていた。

父も4人兄弟の2番目だから、母からは「ひねくれて者だ」と揶揄(やゆ)されていたのを私はいつも不憫に思っていた。

 

第一子には第一子の苦労があるとは思う。

下の子が生まれたら最後、自分が我慢しなければいけないことは多かっただろう。

そういう我慢が、コンプレックスを抱かせ、下の子に対する嫉妬を生み、軽蔑に変わったのだろうか。

 

でも、下には下の苦労がある。

私の兄は京都大学に首席で入学したエリートだ。

中学の時から成績は優秀で、私はそんな兄に引けを取らぬようにするのが精一杯だった。

後を追う者に比べて、基準になる人というのは気が楽だと思う。

 

だから、どちらがエライとか、劣ってるとか、考えること自体がナンセンスなのだ。

 


 

【母がしてきたのは恐怖政治】

 

私はずっと、そんな母の理不尽と付き合い、ナンセンスに踊らされていたわけだ。

 

母は、いつも自分の都合を最優先させる。

そして少しでも自分の気に入らないことがあれば唐突にキレる。

母はキレると、顔をぶるぶると震わせて所構わず怒鳴り散らす。

気が済むまでやられるわけだから、たまったもんじゃない。

そうやってキレられるのが嫌だから、しぶしぶ言うことを聞いてきたのだ。

 

どこかのお国の将軍様とやってることは同じだ。

母のしてきたことは恐怖政治なのだ。

兄は母の喜び組であり、私は薄汚い平民だ。

 

そんな政治がイヤになった平民はどうするのか。

そう、亡命だ。

 

つづく