夫婦円満ユーチューバーKŌJIYAの じゃばみ(@jabamichan)です。
さて、今日は日常で思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
テーマは「接客態度」について。
普段スーパーやコンビニなどで買い物をする時に残念な接客をされたことはありませんか?
「いらっしゃいませ」ってほんまに思ってるんかいな、と思うくらい小さい声。
いかにもだるそうにレジを打ち、こっちの手が汚いもののようにお釣りを手のキワで落とす(こっちだってお前の手に触りたくもないわ)。
早くお金しまって帰れやと言わんばかりの態度。
店員チェ〜ンジ!!!!!!
ってできたらしとるわ!
責任者もどんな教育しとんのや。
こんな店、もう二度と使わんわ!!!!
てな感じの。
よっぽど腹が立って、名前聞いたろかと思うほど。
これは非常に悪い例ですが、そこまでいかなくても「ありがとう」の気持ちすら感じない、まるで公務員かのような(公務員に失礼や)事務的作業のスーパーのレジの人とか。
私自身サービス業のバイト経験が多いので、それってとっても残念だと思います。
それに、その態度、自分で自分の首しめてるの知ってますか?
今日はそんな感じのことを書きたいと思います。
読んでもらえるかはわかりませんが、「接客なんて時給に含まれないだろ」と思ってる人にぜひ読んでもらいたいです。
Contents
【良い接客をすると得をする】
私が悪い接客の人を残念だと感じる理由に、「良い接客をすると得をする」ということがあります。
なぜ良い接客をすると得をするのか、私の経験を元に書いてみますね。
お客さんから感謝されたらものすごく嬉しい
仕事をする上で一番喜びを感じるのがお客さんから感謝されること。
これは、ライブのお客さんもそうだし、ブログを読んでくださった方もそうだし、バイト先のお客さんもそう。
お客さんから「ありがとう」って言われたら、この上なく嬉しいです・・・!
特に私のような自己肯定感の低いやつにとっては、鳥肌が立つくらい幸せな気持ちになります。
こんな気持ちを知らないで働いてるなんて、逆に苦痛でしかないと思いますし、だったらやめれば〜って思います。
うそだと思ったら3日でいいので、明るい声色と笑顔で接客してみてください。
お客さんだけでなく、上層部からも感謝されると思います。
以前住んでいたマンションの近くにあったスーパーで、バイトをしていた大学生がいたんですが、明るい接客がお客さんに好評で、後に社員に昇格したという事例を知っています。
良い接客の人は、企業やお店からするとやめてほしくない人材なので、できる限り続けてもらえるよう努力をすると思います。
(それが感じられない職場や、イジメがあったりしてつまらん職場はやめてまえ!笑)
待遇のことは、企業やお店の情勢とかもあるので何とも言えないですが、お客さんから感謝される喜びはバイトだろうが社員だろうが、知っておいて損はないです!
ただ、それって心からの接客をしていないと感じられないことなんですよ。
そこが難しいところですかね〜。
ミスをしても接客でカバーできることがある
人間誰しもミスをします。
にんげんだもの!
だから、私はミスをして謝る時はなるべく早いタイミングで、誠実に謝るよう心がけています。
それが一番早い解決方法だからです。
しかしながら、ミスをする前にすごく悪い接客態度をしていたらどうでしょうか。
簡単には許さないぞ、という気分にならないでしょうか?
逆に、接客がすごく良い店員さんのミスだったら、まあ許そうかという気になりません?
ミスが不可避であるとすれば、仕事中のストレスをなるべく最小限にとどめるために、良い接客というのは効果的だと思います。
最近はミスに対して不寛容な世の中だと感じることも多いです。
お客さんもいい人ばかりではなく、モンスターのような人もいます。
でも自分に非が少しでもあったら、モンスターに弱みを握られてしまいます。
自分を守るためにも、良い接客を心がけることは大事なんですよ。
接客が良いというだけで売れる時がある
最近はしなくなりましたが、西宮駅前でストリートライブをしていた時のこと。
「頑張ってるな〜」
って言われて、投げ銭にジュースにお酒にお菓子に・・・
たくさんの人にいろんなものをギターケースに入れてもらいましたし、CDも買っていただきました。
人が頑張ってる姿を見て応援したくなる人というのは一定数います。
じゃないと、ろくに音響もない場所で1回歌を聴いただけでCD買ってくれるなんてありえないじゃないですか。
また、以前に働いていた、夙川にある洋麺亭「さんれも」さんでは、店長から
「じゃばみは福の神やな〜」
と言われたことがあります^^
良い接客は、お客さんの「お店に入ろうかな?」を後押ししたり、購買意欲を刺激したりすると思います。
とは言え、だめな時はてんでだめなので、一喜一憂はしないでおきましょう。
以上のようなことから、結果、働くのが楽しいというところに行き着きます。
賃金労働だと思って働くと、ほんの数時間でもすごく長く感じますが、楽しいと思って働いていると不思議なことにあっという間に時間が経ちます。
楽しくてお金がもらえるって得しかないでしょ^^
そう思うと「低い時給でそこまで求められるのはおかしい」とも言えないんじゃないでしょうか。
最低賃金の労働を最低なものにしてるのは、自分の心かもしれません。
【良い接客とは】
さて、それでは良い接客というのがどういうのか、私の個人的見解ではありますが書いてみますね。
良い接客とは、ズバリ、
当たり障りのない接客のことだと思います。
あれ、拍子抜けしましたか?
まあ、お店とか提供するサービスのグレードによって「当たり障りのない接客」のレベルは違うと思うんですけどね。
お客さんが実際に買い求めているものって、商品や飲食物ではありますが、もっと深堀りすると、その商品を買うことによって得られる満足感や幸福感なんじゃないでしょうか。
つまり、接客をする店員さんの態度が微妙だと、商品や飲食物を買っても満足できない。
せっかく目当ての商品にお金を出したのに「あんなお店でお金をつかって損をした」という気分になるのです。
じゃあ「当たり障りのない接客」とは何か。
わかりやすいように段階的にまとめてみたいと思います。
レベル1 笑顔と明るいあいさつ
これは最低限だけどもっとも大切なことだと思います。
私だって鬼じゃないので、微妙な接客に遭遇しても多少は目をつぶります。
でも、最初にあげた悪い例は、私の最低ラインを下回ったので怒りを感じたのです。
笑顔と明るいあいさつがなぜ最低限なのか。
それは、お客さんは多数あるお店から選んでそのお店に行っているからです。
今やネットや宅配サービスでも買い物ができるのに、わざわざ足を運んで。
「ちゃんと言ってるし」と思う方、相手の心に届かなければ言ってないのと同じです。
明るい笑顔で、気持ちの良いあいさつをされると、それだけでお客さんの安心感・信頼感が高まります。
企業やお店にとって、信頼というのは一番大切なことです。
信頼を失った末に行き着くのは倒産です。
つまり、それはそれまで働いていた人が職を失うってこと。
「接客が悪い人は自分で自分の首をしめてる」っていうのはそういうことです。
大げさだと思う人は、「バイトテロ 倒産」で検索してみてください。
お店が信頼を失って倒産してしまったケースが実際にあるということです。
レベル2 正しい知識
具体的には自分が働く企業のこと、商品やサービスの内容をしっかり理解するということです。
「なんでそんなことしなくちゃいけないの?」って思う人もいるかもしれませんが・・・
正しい知識を持つことは、接客の自信につながります。
たとえば飲食店であれば、
「この料理には何が入ってますか?」
って聞かれることは多いと思いますが、店員がそれに答えられないとお客さんの不信感につながります。
逆に、きちんと説明ができたらお客さんの感謝につながります。
小売店では
「◯◯はどこにありますか?」
って聞くお客さんに対して店員さんがウロウロしたりして、お客さんがイライラしてるのはよく見る光景です。
きちんと質問に答えるということは、お客さんをサービスの入り口から購入というテーブルにエスコートするようなものです。
そうして得られた安心や信頼は、リピーターにも繋がります。
少子高齢化が進み、人口がどんどん減っていく中、企業やお店が生き残るためには新規顧客の獲得に加え、リピーターの獲得が必須だと思います。
レベル3 お客さんとのちょうどいい距離感
そうそう、私アパレル系のお店でめっちゃ話しかけてくる店員さんは超苦手です。
販売マニュアルだから仕方なくやってる人がほとんどだと思いますけど、気の毒ですね。。
聞きたいことがあったら自分から聞くと思うし、逆効果だと思うんだけどな〜。
でも、それって、店員さんが人によって販売の仕方を変えてないからだと思います。
人によって心地よい距離感って違うじゃないですか。
何度も通ってて仲の良い店員さんだったら気軽に話せるけど、初対面なのにガツガツこられたあげくタメ口やったら「しばいたろか」と思ってしまいますもんね。
そう言う私は、若い人にはさっぱりとした話し方、シニアのお客さんにはゆったりとした話し方という感じで、できる限り人によって接客の仕方を変えています。
シニアの人の方がより近い距離感を好む傾向があると感じるからです。
そうすることで、一辺倒の接客にならないので自分も飽きないですし、お客さんも喜んでくれますよ。
レベル4 クレームに対するスマートな対応
接客業をする上で一番難しいのがクレーム対応だと思います。
私もこれについては経験値が少ないので、人から聞いた話の受け売りにはなりますがご了承ください。
クレームが生じる時とはどんな時かというと、お客さんが想定していた期待を下回った時。
クレームにもいろんな種類がありますし、まずはどうしてお客さんが腹を立てているのか話を聞いて分析します。
で、たいていのお客さんはお店のミスに怒っているのではなく、ミスされたことで自分が被害をこうむった(傷ついた)ことに怒っていることが多いそうです。
なので、「ミスをしてごめんなさい」ではなく、「ミスをしたことによってあなたを残念な気持ちにさせてごめんなさい」というような謝り方をするのがよいとのこと。
そもそもクレームを出すお客さんというのは、もともとお店に対する期待値が高い人が多いと思います。
なので、きちんとした対応ができれば、お店の大ファンになる可能性だってあります。
以上のような良い接客で、企業やお店の業績が上がったら、もしかしたら時給も上がるかもしれないし、働きたい人が増えてシフトの融通がききやすくなるかもしれない。
お客さんも常連さんが増えて、優しくしてもらえるかもしれない。
バイトやパートって、ただのおこづかい稼ぎでやってる人は多いと思いますが、実にもったいないな〜と思うのはそういうとこなんですよね。
ひどいとこは、従業員どうしで足の引っ張り合いをするとこもある。
私も職場でいじめにあった経験があるので、そういう職場は後がないな〜と思って見切りをつけるのもありだと思います。
結果的には、その職場の時給より低いバイトには今のところ出会ってないですし、やめてよかったなと思っています。
【AIに負けない接客をしようぜ】
さて、最後にどうしてこんな記事を書いたかと言うと、いずれこういった接客業もAIにとって代わられるのではないかと危機感を抱いているからです。
というか、もうなりつつあるし。
そうなったら、私のようなアラフォーで、資格は運転免許くらいしかなくて、社会人経験の少ないやつはどこで働けばいいんだい・・・!?
食えないミュージシャン、食えない漫画家、食えないユーチューバー、食えない夢追い人は・・・?
諸君よ、今こそ僕たちの力が試されている時ではないか?
音楽も漫画も、芸術だってそのうちAIにやられちゃうぜ?
そうなる前に、人間のかもし出す空気感やあたたかさがどれだけ素晴らしいか、証明していこうよ。
そんな高いモチベーションではなくっても、どうせ仕事するなら楽しい方がいいじゃない^^
そんなことを思った休日なのでした。