夫婦円満ユーチューバーKŌJIYA の じゃばみ(@jabamichan)です。
今や、小学生のなりたい職業ベスト10に入るYouTuber。
そんなユーチューバーに憧れる小学生から質問をいただきました。
詳しくは下の関連記事に書いております。

今回は「毎日投稿した方がいい?何分くらいの動画がいいの?」ということについてお答えしたいと思います。
まずは動画をご覧ください^^
動画では、小学生の夢を壊すべきでないと思い、良い部分にフォーカスを当てて作っているので、この記事では動画では伝えていない部分を伝えていきたいと思います。
ちなみに、3回も記事にしてみて思ったことは、私のブログは全く小学生向けではないです。
今回は夢をポキポキとへし折るかもしれませんがご了承ください。笑
【そもそもYouTubeって一体何?】
結論から言いますが、YouTubeの動画は毎日配信すべきか、何分くらいの動画がいいのかというのに、正解はありません。
それよりも、YouTubeに配信したものがどうやって人の目に入るか、の仕組みを理解する必要があります。
YouTubeとは、今やGoogleの傘下にあるサービスです。(過去に買収したんだっって。)
Googleと言えば、検索エンジンの最大手です。
では、Googleとはどんな会社かと言えば広告収入を元手にいろんなサービスを提供している会社。
みなさんが無料でカレンダーが使えたり、地図が使えたりするのは、違う誰かがお金を払っているからなのです。
なので、Googleからしてみれば、YouTubeはみなさんが良い動画(ここではたくさん人目を集める動画と定義します)を作ってくれれば、そこに広告を貼り付けるだけでいいので、とっても楽なのです。
そして、ユーチューバーのみなさんは、人目を集めれば集めるほど広告収入が入るので嬉しい。
つまり、YouTubeのビジネスモデルについて考えると
視聴者は動画を見ることができる。
ユーチューバーは広告収入を得ることができる。
広告主はたくさんの人に広告を見てもらえる。
Googleは広告主からお金がもらえる。
ってことで、win-win-win-winな関係が成り立つわけですね、素晴らしい。
それでは、改めてYouTubeに配信したものがどうやって人の目に入るかについて考えてみます。
GoogleやYouTubeには検索ボックスがありますよね。
「kojiya じゃばみ」
と入力すれば、私の配信してるなんらかのものにヒットするでしょう。
では、たとえば
「おすすめ 文房具」
と検索してみるとどうでしょうか?
いろんな人の動画が出てきますよね。
この、動画が出てくる順番を検索順位と言います。
そして、そうやって検索して見に来る人のことを検索流入と言います。
では、何番目に出ている動画をあなたは見たいと思いますか?
やっぱりページの後ろの方の動画より、前の動画を見る人が多いのではないでしょうか。
ユーチューバーとして生計を立てようと思ったら、この検索順位と検索流入の仕組みを理解し、戦略的に動画を配信することが必要なのです。
そして、その仕組みは、「アルゴリズム」という言葉で表現されています。
YouTubeが「こんなタイトルで、何分くらいの動画で、これくらいの頻度の動画を優先的に表示するよ〜!」と教えてくれれば、みんなそのようにして動画を作るんでしょうが、そのようにアルゴリズムが公開されることはありません。
なので、それを研究する人がいて、
そういう人たちが研究している「今はこういう傾向だから、こうしたらいいんじゃない?」的なものが「SEO(検索エンジン最適化)」と言われるものだと私は理解しています。(違ったらごめんね)
でも、本当のところは誰にもわからないのです。
そして、アルゴリズムは普遍的なものではなく、変更されることだってあります。
興味があれば、「youtube SEO 戦略」と検索すれば、たくさんの動画を見つけることができます。
(それらの情報を信頼するかどうかは別の話ですが。)
【ユーチューバーという職業】
そうして考えると、本職としてユーチューバーを選ぶことが、いかにあやふやでリスキーなことかがわかると思います。
Googleに翻弄されているようなものですもん。
ある程度なら世界情勢が読める分、株のデイトレーダーの方がユーチューバーよりも堅実と思えるくらいです。笑
毎日毎日おもしろいネタを探し回り、動画を撮影しては夜通し編集して・・・っていうのがエンドレス。
で、検索順位が上がってきたと思ったらアルゴリズムがアップデートされて一気に下落。
今まで収入があった動画も収入が急に途絶えるなんてこともしばしば。
明日生き残るためには、毎日動画を投稿しなければ・・・・・・
おそらく、何百万人もチャンネル登録者がいる人でなければ、このような精神状態で日々を送っている人がほとんどじゃないでしょうか。
もちろん、配信した動画はストックとして残るわけなので、右肩上がりにはなるとは思います。
そのように、一見遊んでるだけに見えるユーチューバーも陰ではコツコツと泥臭い努力をしてるんですよね。
(KŌJIYAは今んとこ趣味でやってるようなものなので楽しい範囲でやってます。)
しかしながら、憧れていたはずのユーチューバー、気づけばSEOに振り回されて、やりたくもないトレンド系動画、人気動画の二番煎じみたいな動画、プライベートの切り売り動画などなど・・・
お金のためだけに必死になってるのを見て、普通に仕事した方が楽そうだなと思う人も中にはいます。
【ユーチューバーの売り物は情報】
そもそも、ユーチューバーの売り物は「キャラクター」と「情報」です。
顔やスタイルがずば抜けて良いというわけではないなら、キャラクターを売るにはまずは情報を売らなければいけません。
(顔やスタイルが良くても売れはしないけど。)
売り物になる情報とは、あなたしか経験したことのないことや、人よりもずば抜けて得意なこと、普通は難しいことを簡単にする裏技などなど、他人が知りたいと思うようなものです。
そういう、売り物になる情報をどう身につけるか、それがユーチューバーになるための第一歩ではないでしょうか。
なわとびが得意なら、苦手な子がどうしたらうまくなれるか考えてみる。
旅行に行ったなら、どういう観光をすればおもしろいかまとめてみる。
ノラ猫と仲良くなれたなら、どうして猫と仲良くなれたのか考えてみる。
などなど。
次に大事なことは、自分の意見をうまく人に伝える表現方法を身につけること。(私はできていません!)
説明しながら実際にやるのを見てもらうのがいいのか、イラストや写真を使いながら説明するのがいいのか、とか。
それを毎日毎日、違った切り口で考えます。
1日1つのテーマを考えても365日で作れるのは365個です。
それだけの情報を生み出すことはなかなか大変なことです。
でも、それがユーチューバーの売り物であり、ユーチューバーという職業なのです。
【自分の幸せのために真摯に生きる】
かなりマイナスに思えることばかり書いてしまいましたが、そういうことも理解しておかないと、本当に人生を棒に振ってしまいます。
とりあえずのユーチューバーにはいつでもなれるけど、その逆は難しいのです。
楽して稼ぎたいなら、サラリーマンほど気楽な商売はありません。(あくまでも相対的に、ですが。)
会社にいさえすれば、毎月お給料がもらえて、社会保険も負担してくれます。
昔は夢を実現するのに保険なんかかけちゃいけない、なんて根性論ばかり聞いていたので、私はろくな就職ができませんでしたが、今思えば、たとえサラリーマンをしていたって、夢を叶える人は叶えるんだと思うのです。
今日ごはんが食べられなければ、明日夢が叶うなんてことはないわけで。
最近は副業の時代なんて言うし、1つの職業に限らずいろんな仕事をすればいいと個人的には思います。
そこまで考えて、それでも小学生向けに動画を作るなら・・・と、我々KŌJIYAが出した結論が「自分の好きなように動画を作ればいい」ということです。
「やりたい」っていう情熱を燃やし続けられるための動画づくり、とでも言うべきか。
情熱を燃やし続けるには、やっぱり好きなことでないと続きません。
私の話になりますが、
そうして続けていく中で確立されるオリジナリティ、それこそが私のYouTubeに求めていることではあります。
自分探しのようなものです。
お金のためだけでなく、そういう利用の仕方もあるってことを最後にお伝えしておきます^^
ユーチューバーを目指そうが、そうでなかろうが、自分の幸せのために真摯に生きる、ということが一番大事ってことです。
では、今日はこのへんで。