窒化鉄のフライパンを使い始めて4年。
その間に感じた、窒化鉄フライパンのメリットとデメリットをご紹介します。
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【窒化鉄フライパンとは】
窒化鉄のフライパンとは、鉄の表面に窒素を浸透させる加工がなされたもの。
油ならし・油返しなどメンテナンスしなくてもサビにくい、という特徴があります。
【窒化鉄フライパンのメリット】
窒化鉄フライパンには以下のようなメリットがあります。
鉄よりもメンテナンスが楽
鉄だけのフライパンのように、油をなじませておかなくてもサビにくい。
メンテナンスの楽さが窒化鉄の最大のメリットです。
テフロンより寿命が長い
テフロンの寿命は2年ほどですが、きちんとお手入れしていれば倍以上長持ちします。
鉄分がとれる
窒化加工がなされていても、鉄分は摂取できるようです。
↓ご参考に。
【窒化鉄フライパンのデメリット】
失敗はつきもの
鉄フライパンユーザーなら必ず1度はやる失敗だと思うのが以下のようなもの。
- 焼きそば:麺がこげついてはがれず、ボロボロに。
- 餃子:皮がはりついて破れる
そんな失敗をしないために、下のようなことを意識する必要があります。
- 最初に十分にフライパンをあたためる
- 油を適正量使う
- 食材とフライパンの温度差をなくす
- 焼き目がつくまで食材を触らない
使い方をきちんと守っていれば、失敗は減らせると思います。
冷凍の食材には不向き
上記のことに気をつけていても、失敗しがちなのが「冷凍の食材」の調理。
冷凍食材は、フライパンの温度が下がる・加熱すると水分が出る、という2つの点で、加熱ムラができたり、べちゃっとした仕上がりになりがちです。
冷凍のまま食材を加熱することが多い人は、テフロン加工のフライパンのほうがいいと思います。
窒化鉄と言っても完璧ではない
実は、4年使った窒化鉄のフライパン、エンボス加工が欠けて孔食が発生していることに気づきました。
窒化鉄自体は丈夫な素材ですが、欠けやヒビができると腐食します。
メンテナンス不要とは言っても、お手入れが不十分だと寿命は短くなる、ということです。
鉄フライパンよりも比較的高い
鉄フライパンと比べて、お値段は高めのものが多いです。
1回買ったら長く使えるものなので、一番気に入るものを選ぶことが大切です。
以上のような特徴のある窒化鉄フライパン。
メンテナンスの楽さ以外の使い勝手は、鉄フライパンと同じです。
以下の記事で、鉄フライパン(窒化鉄含む)の選び方についてまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
【まとめ】鉄フライパンの選び方ガイド