じゃばみ(@jabamichan)です。
今日のテーマはバスク風チーズケーキです。
チーズケーキは、ローソンのバスチーにハマってから家でもよく作るようになりました。
何回も失敗を重ねてようやく自分のベストにたどり着けたと思うので、レシピとしてまとめてみたいと思います。
ちなみにバスク風チーズケーキとは、スペインのバスク地方で食べられている、表面を黒く焦がしたベイクドチーズケーキだそう。
ケーキとしては比較的簡単に作れるので、ケーキ作り初心者の方にもおすすめです。
スイーツとしてだけではなく、黒胡椒をふって赤ワインなんかと一緒に食べるのもいいみたい。
男女問わず、年齢問わず、好きな人にはたまらないケーキだと思います。
チーズケーキには普通生クリームを使用するのですが、このレシピでは最近スーパーでも目にするようになった「豆乳入りホイップ」を使用します。
純生クリームを使うよりあっさりとした軽めの味わいです。
30代も半ばになってくると、今までそうはならなかった胃もたれがしたりするので、今の私にはこれがちょうどいいです。
しかも純生クリームより安く買えるのが嬉しい。
クリームチーズも結構高いですからね・・・。
安くて簡単でうまいのが一番いいに決まってます^^
600円で1ホール作れるので、6等分するとして1切れ100円。
ローソンのバスチー(200円ちょっと)を買うことを思えば、コスパ的には悪くないかなと思います。
ちなみに、豆乳入りホイップのカロリーは純生クリームとほとんど変わりません!
なので軽い食感ではあるけど、カロリーオフにはならないという点は一応書いておきますね。
では、作り方をご紹介していきます♪
【豆乳ホイップを使ったバスク風チーズケーキの材料】
それでは材料をご紹介します。
【材料】(15cmケーキ型1台分)
・クリームチーズ 200g
・豆乳入りホイップ 200ml
・きび糖 80g
・卵 2個
・薄力粉 15g
・(レモン汁はお好みで)
【用意するもの】
・15cmケーキ型
・クッキングシート
もちろん、豆乳入りホイップを純生クリームにすると、よりこっくりとしたクリーミーなチーズケーキが楽しめます。
きび糖はお好みのお砂糖にしてもオッケーです。
【豆乳ホイップを使ったバスク風チーズケーキの作り方】
それでは写真とともに、作り方を説明していきます。
過去の経験を元に、失敗しやすいポイントも書いてみようと思うので、参考にしてください^^
下準備 クリームチーズを室温に戻しておく・オーブンを220℃に予熱しておく
このチーズケーキ作りの中で一番大事な行程がクリームチーズを室温にすることだと思っています。
というのも、完全にやわらかくなっていないクリームチーズを使った時に材料がうまく混ざらず、口当たりの悪いチーズケーキになってしまったという失敗をしたことがあるからです!
正確には18℃〜25℃の常温に置いて食材の冷気をとるってことなんですが・・・室温に戻ったかどうかは、混ぜてみるとわかります。
上の写真のように、混ぜた時に力を入れなくてもスムーズにゴムべらが動き、なめらかに混ざる状態がいいと思います。
冬とか気温が低くてやわらかくなりにくい場合は、レンジ可能な容器で20〜30秒レンジにかけてあげるといいです。
普通の家庭だったら、レンジとオーブンは兼用だと思うので、予熱を始める前にクリームチーズにとりかかるのがいいですね。
①クリームチーズをなめらかなクリーム状になるまで練り、きび糖を加えてよく混ぜる
泡だて器を使ってもいいのですが、めんどくさかったのでゴムべら1本で作っちゃいましたが、全然大丈夫。
ここでのポイントはよ〜く混ぜることです。
②卵をといて3回くらいに分けて、①に混ぜ込んでいく
ここでも、卵を複数回に分けて混ぜるのは、ムラなく混ぜるためです。
この「複数回に分ける」っていうのはお菓子作りにはよく出てくること。
面倒に感じても、複数回に分けて混ぜた方が早く混ざるし、仕上がりも良いので守った方がいいです。(自戒の念も込めて。)
③薄力粉をふるいながら入れ混ぜたら、豆乳入りホイップを加え混ぜる
薄力粉をふるうのは、薄力粉が空気を含みながら落ちることでダマを防いで、生地になじみやすくするためです。
薄力粉を混ぜすぎると、グルテンというタンパク質ができて生地がふくらみにくくなるので、手早くさっくりと混ぜるのがポイントです。
ゴムベラの丸い方をボウルの底に沿わせて、真ん中から「のの字」を書くように混ぜると、効率的に混ぜられると思います。
薄力粉が混ざったら、豆乳入りホイップを投入。(寒い。)
こちらも「のの字」を書くようにさくっと混ぜちゃいましょう。
④ケーキ型にクッキングシートをくしゃっと敷いたら生地を流し入れ、空気を抜く
クッキングシートは上の写真のように型より大きめに切って、側面に沿わせるように敷きます。
焼いていると生地が膨らむので、型よりはみ出させるのがポイントです。
生地を流し込む時に余力があれば、生地をこしてあげるとよりなめらかな質感になると思います。
こさなくても全然オッケーなんですが、こすのとこさないのとでは雲泥の差があるってことは書いておきたいと思います。笑
ここに生地を流し込んだら、型を持ち上げてトントンと数回台に軽く落として空気を抜きます。
こんな感じで、生地ができあがりました。
⑤220℃のオーブンで25分〜35分、好みの焦げ色になるまで焼く
ここはお手持ちのオーブンにもよるので、何度か焼くことで好みの焼き時間がわかってくると思うのですが・・・
私は最初のうちは25分でセットして焼き色を確認、焼き色を見ながら追加で5分を2回焼いたりしていました。
なので、うちのオーブンでは35分でちょうどいい焼き色になります。
お好みで調整してくださいね。
⑥好みの焦げ色がついたらオーブンから出し、粗熱をとったら型のまま冷蔵庫で2時間〜半日冷やしてできあがり
数回作って大丈夫だったので私は確認していませんが、気になる方は生地を竹串でさしてみて、生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
写真を見てもわかるように焼き上がりは、生地が膨らんでいます。
このまま常温に置いて粗熱を取り、手でさわっても平気な温度になったら冷蔵庫に入れて冷やします。
切り分けた後の写真がこちら。
冷えると焦げ色が少し濃くなって、いい感じのカラメル風味が出ます。
なめらかでクリーミーなのに、豆乳入りホイップのおかげで軽い口当たりになっているので、何個でも食べられそう。
豆乳の味ですが、後味にうっすらするかしないかくらい(相方はわからなかった)なので、全く気になりません。
何回も失敗したので、やっと相方に安心して食べてもらえてほっとしました^^;
それでは、いつものようにレシピカードにまとめておきます。
個人使用に限り印刷して使ってもいいですよ。
今回は、自分の失敗談とか、初心者やずぼらさんが失敗しそうなポイントに気をつけて書いてみました。
今はクックパッドで検索すればたくさんのレシピって見ることができるんですが、自分に合うレシピを見つけるのが大変なのと、材料とかできあがりの量がいまいちわからないレシピが多くて。汗
途中の行程も人によっては全然わからないレシピも多いので、私自身は、自分が初めて見ても作れるような書き方をしたいと常々思っています。
本業はシンガーソングライターのつもりなんですけど、最近やってることはほぼ料理研究家ですね。笑
主婦はみんなそんなもんじゃないでしょうか・・・。
この記事をご覧のみなさんも、ぜひバスク風チーズケーキ作りに挑戦してみてください^^
これからもいろいろ作りますので、よかったらまた読みに来てくださいね〜!
では、今日はこのへんで。