じゃばみ(@jabamichan)です。
今日のテーマは「ジンジャーエール」。
ドライな味とシュワっと爽快な飲み心地が人気のドリンクですよね。
市販のジンジャーエールではカナダドライとウィルキンソンが2大ブランドだと思うのですが、カナダドライは「しょうが感」が薄いし、ウィルキンソンはちょっと辛すぎる。
ナチュラルで、口当たりの優しいジンジャーエールが家で手軽に飲めたらなぁ・・・
と思っていたら気づいてしまいました。
しょうがなんて特別な食べ物じゃないんだから、ないなら作ればいいじゃん!
・・・というわけで、ジンジャーシロップ作りに挑戦してみました。
ついでにガリ(甘酢漬け)もできちゃって一石二鳥でしたよ^^
それでは作り方をご紹介します^^
Contents
【自家製ジンジャーシロップ&ガリの材料】

【材料】
(ジンジャーシロップに使う材料)
・しょうが 好きなだけ
・きび糖 しょうがと同重量
・レモン汁 しょうが500gに対して大さじ1
(甘酢漬けに使う材料)
・米酢 しょうが500gに対して350ml
・塩 しょうが500gに対して小さじ1
・だし昆布 1枚
私が実際に使った新しょうがは約540gで、約500mlのジンジャーシロップができあがりました。
作りやすいのはそのくらいの分量だと思います。
新しょうがは、きれいなピンク色になるのがいいところなのですが、きび糖を使うと味にまろみが出るものの色は相変わらずの茶色になります。汗
ピンク色を活かしたい場合は、白砂糖を使ってくださいね。
【自家製ジンジャーシロップ&ガリの作り方】
調理時間は約50分です。
① しょうがをきれいに洗って水気を拭き取り、薄くスライスする

しょうがは節の部分に泥がついていたりするので、関節?のところで折って丁寧に洗いました。
そうすることで、水気を拭き取る時にも拭き取りやすいです。
茶色くはげかかってるような皮は取り除いてしまいましょう。
キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ったらグラム数をはかっておきます。
同時にきび糖もしょうがと同じ分量をはかっておきます。
ちなみに、しょうがは皮の部分に栄養があるので、口当たりが悪そうな部分を取り除いたら皮ごと使って栄養素をまるっといただきましょう^^

ポイントは、なるべく薄〜くスライスすること!
薄くスライスすることでジンジャーエキスが出やすいのと、ガリにした時の味と口当たりがよくなります。
スライサーを使うのが一番なんですが、私は小学生の時にスライサーで指を切ったことがトラウマで。。。
以来、スライサー恐怖症なので持っていません。。
厚みにムラがあるのはご愛嬌。
分厚いのはガリとして食べると激辛でしたが・・・汗
それも手作りならではのおもしろさではあります。
② スライスしたしょうがを鍋に入れ、同重量の砂糖を加えて20分待つ・ガリの材料を小鍋に入れておく

どさっと砂糖を加えて、木べらで混ぜてなじませてあげると、写真のように割とすぐにしっとりとしてきます。
20分待つ間にガリ用の調味液を用意します。
酢を使用するので、酸に強い小鍋を使用してください。

小鍋に酢と塩とだし昆布を入れて置いておきます。
酢に昆布の味をうつすのが目的です。
そして、20分後のしょうがが下の写真。

しょうがからしっかり水分が出たのがわかります。
もし水分が出にくいようであれば、追加で10分置いてください。
③容器の煮沸消毒をする / ②の2つの鍋を加熱する(しょうがは沸騰しない程度に20分・酢は沸騰したら火を止める)
・シロップの仕上げ
まずしょうがの方ですが、中火でぐらっとするまで加熱した後弱火にして20分煮ます。
木べらなどで時々鍋底からすくうようにして混ぜ、こげつかないようにします。
20分経つとしょうががくたっとやわらかくなります。
火を止めてしょうがをあみじゃくしなどですくって容器に移し、シロップとしょうがに分けます。
鍋に残ったシロップの方は、レモン汁を加えたらできあがりです。
熱いうちに煮沸消毒した容器に移しましょう。
冷蔵保存で3ヶ月ほどを目安に消費するのが安心かと思います。

ややピンクがかった琥珀色の美しいシロップになりました^^
・ガリの仕上げ
②で用意した、酢を入れた小鍋を火にかけます。
こちらは沸騰したら火を止め、昆布を取り出して熱いうちにしょうがの上から容器に流し込みます。
完全に冷めるまで置いておいて、フタをして冷蔵庫で保存します。
しょうがと酢がなじむのに半日は置いた方がおいしく食べられると思います。

写真のように大きな容器だと空気に触れる面積が多いので、小袋に小分けにして空気を抜いて冷蔵保存するほうが長持ちすると思います。
こちらも、冷蔵保存で3ヶ月ほどを目安に食べきるのがいいと思います。
ガリとして食べる他にも、こまかく刻んで料理に使うこともできてめちゃくちゃ便利です。
シロップから取り出したしょうがをさらにフライパンで砂糖と一緒に炒めて水気を飛ばすと、「しょうが糖」というお菓子になります。
お好みでどうぞ^^
以上の内容をまとめたレシピカードです。

個人使用に限り、印刷して使っていただいてかまいません。(B5サイズ推奨)
自由に書き込んでカスタムして使ってくださいね。
【自家製ジンジャーエールのお味は】

肝心なお味ですが・・・・・・
うんまぁぁぁあぁああああああい!!!!!!!!!
しょうがのピリッとした辛味とまろやかな甘さ、シュワっと爽快な炭酸が見事なハーモニー。
カナダドライにもウィルキンソンにもお別れを告げなきゃいけないレベル・・・炭酸水さえ買っておけば、いつでもこんなにおいしいジンジャーエールが飲めるなんて贅沢すぎる。
もちろん、ウォッカを加えればモスコミュール、ジンを加えればジンバックとカクテルも楽しめちゃう。
ウィスキーも焼酎もおすすめです!!!!!
・・・なんて、こんなハイカラな(?)ことを書いていますが、日本(特に関西)には昔から「ひやしあめ」と言う似たような味の飲み物が飲まれていました。
冬にはしょうが湯もあるし、手作りしたジンジャーシロップはなんとなく懐かしい味に感じます。
紅茶に入れてもおいしそうだし、1年中楽しめそう^^
ガリの方は、少し辛味の強い大人向けの仕上がりに。
相方は辛めのが好きなのでめちゃくちゃ喜んでくれて嬉しい。
これは我が家の常備シロップになりそうです。
このシロップを使った「ジンジャークッキー」のレシピもご紹介しています。
よかったらこちらもご覧ください^^