油返しが十分でなかった・予熱ができてなかった・焼き目がつく前に食材を触ってしまったなどの理由で、こびりついてしまう鉄フライパン。
この記事では、鉄フライパンがこびりついてしまった時の対処法を、実際の写真をつかって説明します。
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【鉄フライパンにこびりついた時の対処法】
こちらはチャーハンを作った後のフライパンですが、卵が見事にこびりついています。
卵が焼けてないのに、混ぜようとするとこうなります。
このフライパンのこびりつきをきれいにしたいと思います。
1. こびりついたフライパンに水を入れて放置する
放置する時間は5分くらいあればいいかな。
水がこびりつきをふやしてくれます。
2. 火にかけてあったまったら火を止め、シンクへ移動
火にかける時間は、30秒〜1分くらい。
水のはしっこがジュワっと言うくらいでOKです。
中のお湯がこぼれないように気をつけて。
3. 水を流しながら、タワシでこする
やけどしないよう気をつけて。
水を流しつつ、その水を手にあてながらフライパンを磨くと熱くないですよ。
水でふやけているので、力を入れなくても簡単に汚れが落ちます。
仕上げにフライパンを熱して水気を飛ばし、仕上げに油を染み込ませたペーパーで拭きあげます。
油をなじませておくほうがフライパンの長持ちにつながります。
【鉄フライパンに金タワシを使うと傷がつく?】
ちなみに、私はいつも金タワシを使っていますが、「傷がつく」「異物が混入する」など批判的な意見も目にします。
傷に関してですが…
上のやり方で洗っていれば、力を入れないでも汚れが落ちるので、もし傷だらけになるレベルでタワシでこすらなくちゃいけないなら、洗い方に問題があるのではと思います。
力任せに洗うなら、タワシの素材にかかわらず傷だらけになると思います。
次に、異物混入のリスクですが、それは他のタワシに関しても言えること。
単純に、すすぎが不十分だということです。
私は、植物性のタワシよりも金タワシのほうが衛生的によさそうかなと思っているので金タワシを使ってますが、熱で溶けない素材なら、好きなタワシを使えばいいと思います。
【フライパンがこびりつきやすくなったら】
よく洗ったつもりでも、残った汚れが蓄積してこびりつきの原因になることがあるようです。
その場合は、下の方法で解消できます。
- フライパンを加熱して煙が出なくなるまで汚れを焼ききる
- 冷ましてから、金たわしなどで汚れを削り取る
- 水でよく洗う
- 火にかけて乾燥させたら油をなじませる
私自身はそんなにひどくなったことはありません。
毎回洗う時に、汚れを落としておくことが大事だと思います。
【こびりつかせないための3箇条】
冒頭にも書きましたが、油返しが十分でなかった・予熱ができてなかった・焼き目がつく前に食材を触ってしまったという理由でこびりついてしまいます。
なるべくこびりつかせないための3箇条
- 油をなじませておく
- 予熱をしてから食材を入れる
- 焼き目がつくまで触らない
をすれば、うまく使いこなせるようになると思います。
試行錯誤も楽しみながら、鉄フライパンと付き合っていきましょう〜!