夫婦円満ユーチューバーKŌJIYAの じゃばみ(@jabamichan)です。
最近はふるさと萩のことを思い返してはブログに書いているのですが、思いのほかアクセスがあるので、萩の銘菓のことをご紹介しておかねば・・・と思います!
この記事でご紹介するのは「毛利の殿さま巻」。
あんこと、夏みかん風味のおもちが薄く伸ばしたカステラ生地で巻かれたお菓子。(でした。)
正直よく覚えてないけど、最後に食べたのは小学生くらいだったと思うから、食べたのはおよそ30年ぶりです。
【毛利の殿さま巻とは】
毛利の殿さま巻とは、松栄堂が製造している和菓子。
今は、親族が経営する「KEN MATSUICHI(ケンマツイチ)」という洋菓子屋さんに世代交代しているようですね。
見た目はこんな感じです。

上の写真はこしあんタイプを切り分けたものです。
そして、下がつぶあんタイプ。

毛利元就の「三本の矢」にあやかって、あじ・かたち・したざわりの一味同心を目指してつくられた銘菓なのです。
【毛利の殿さま巻から夏みかんが消えた】
「わ〜懐かしい!」
と感激して、パクリ。
ところが。
「あれ、夏みかんの味しない・・・・・」
パッケージを見てみると、

な、、夏みかんが消されてる・・・だと・・・・・・?!!!
驚愕の事実。。。
今までは、
「毛利の殿さま巻って、島根県の源氏巻のパクリみたいなもんでしょ〜?」
って言われても
「いやいや、夏みかんの味がするから!!」
と強気で言えたのに、今度からは「どんなお菓子?」って聞かれたら
「あー、うん、えっとね〜・・・もち入りの源氏巻だよ」
と答えてしまうかもしれん。。。。。
ネットで調べても、あんまりこの事実が出てこない。
これは、何かのミスでは。
それとも、コロナ禍だったし、夏みかんが不作でたまたまそうなんじゃないかな。
気になった私は店舗に電話して聞いてみることにしました。
私「あの〜、毛利の殿さま巻はもう夏みかん入ってないんですか?」
スタッフさん「そうなんですよ〜」
私「もう今後も入らないんですか?」
スタッフさん「はい、そうです」
私「そうなんですね〜・・・ありがとうございましたぁ・・・」
それ以上、何も聞けずお礼を言って電話を切る。
なんと・・・毛利の殿さま巻から夏みかんが永遠に失われてしまったのであります。。。。
【リニューアル後のほうがおいしいかもしれん】
夏みかん味がなくなったと知って、正直がっかりした気持ちはいなめないけど、もしかしたら試行錯誤した上での決断だったのかもしれない。
特に歴史の長いお菓子をリニューアルするには、周囲の反対もあるかもだし、長年のお客様にも気に入られないかもしれない、かなりの大勝負です。
その大勝負、私は応援したいな、とも思う。
まあ、そもそも夏みかんとあんこの味がミスマッチだったかもしれないし!(変わり身が早い)
パッケージをよく見てみると、「レンジであっためて」との文字が。
そういえば、昔食べた時にはそんなこと書いてなかったよな。
レンジであっためること数十秒。

・・・やや!
なんです、このとろ〜りとろけるようなおもちは。
湯気の立つ殿さま巻を、くずれないように慎重に口に運ぶ。
アチチチチ!!
特にこしあんのほうは、あんこがめちゃくちゃなめらか。
上あごにくっつくとヤケドしそうなので注意。
(私も相方も二人してヤケドしました。笑)
でも、ハフハフ食べると、ほっこりと優しい甘さが広がって、おもちのとろ〜りもっちりと不思議な食感に顔が思わずほころんでしまいます。
こ、これこそ・・・あじ・かたち・したざわりの一味同心だ!!!
おいしい!!
・・・と、夏みかんのことはすっかり忘れて、ぺろりと完食。
おいしけりゃそれでよし!!!
【毛利の殿さま巻が買えるお店は?賞味期限は?】
そういうわけで、リニューアルした毛利の殿さま巻は、より万人受けしそうな、お味になっていました。
次の数十年も、萩の銘菓としていろんな人に愛されるお菓子でありますように願ってやみません。
そんな毛利の殿さま巻が買えるお店は、以下の通り。
KEN MATSUICHI(ケンマツイチ)
住所:山口県萩市東船津2534-9
(松陰神社の近くです。)
営業時間:9:00~19:00(年中無休)
電話番号:0838-25-9838
賞味期限は約1週間。
要冷蔵です。
味も食感も落ちますのでおすすめはしませんが、やむをえず食べきれない場合は冷凍保存もできなくはないです。
1本およそ300円くらいだと思います(確認しときます・・・)
通販などは行っていないようなので、ぜひ萩で買ってください!
ちなみに、KEN MATSUICHIはパウンドケーキも絶品です。
ぜひ下の記事も読んでみてください^^
【レビュー】萩の洋菓子店KEN MATSUICHIの抹茶パウンド食べてみた
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