じゃばみ(@jabamichan)です。
コロナ禍でなかなかお出かけができない日々。
専業主婦の私は、家とスーパーの間を行き来するだけ。
特別いいわけじゃない、同じ街の景色にうんざり。
「なんか・・・人里離れた山の中でぼーっとしたい」
と、相方につぶやく。
「お出かけと言ったら海!」ってくらい、海が大好きな私が山の中に行きたくなるなんて、かなり深刻なんですよ。
・・・とは言え、お出かけプランを考えるのは私の役目。
近場で行けて密にならなさそうな山の中を探したら、「六甲高山植物園」がヒット。
行ってきたので、この記事でご紹介します。
目次
【六甲高山植物園とはこんな場所です】
車を降りて、思い切り空気を吸い込むと、山のにおい。
ああ・・・なんか息するだけでも癒される〜。
と思いながら、入場するとあたり一面、緑・みどり・ミドリ!!!
1日の大半をスマホとPCをいじくって過ごしてる私には、ほんとに新鮮!

とりあえず、顔出しパネルで記念撮影を楽しむ。
季節は6月、目玉の「ヒマラヤの青いケシ」は終わりがけだと説明を受けました。
園内マップをもとに、とりあえず「青いケシ」を探して園内を散策。

園内はめちゃくちゃ広い。
傾斜もあったりして、息が上がるほどではないけど、運動不足の私には歩きがいのある公園です。

園内には、コイにエサをやれる場所があります。
エサは自動販売機で100円で販売されていました。(当時)
なんででしょうね、コイにエサをやる時ってなんか無心になりますよね。

ところどころにベンチがあるので、時々休憩しながら、ゆったりおしゃべり。
(おしゃべりって言ってもいつも一緒にいるから、そんなにしゃべることはないけど。笑)
園内は高齢のお客さんが多く、落ち着いた雰囲気。
耳をすまさなくても、鳥のさえずりや、木々のさざめき、小川のせせらぎが聞こえてくる。
普段宅録でヘッドフォンの音ばっかり聴いてるので、心が洗われるような気持ちになります。
この公園にはおもしろおかしい遊具みたいなものは1つもありません。
だから、そういうのを期待して行くと全然おもしろくないと思うんですが、私のような(?)都会の喧騒に疲れた人には何もないくらいでちょうどいいと思いました。
携帯の電波もそんなによくないので、スマホに縛られることもない。
やかましいBGMもないし、ただただ自然に溶け込む時間を楽しめる、みたいな。
そうやってぼーっと過ごしてると、車でほんの数十分で来たとは思えないくらい、遠出した気分になれます。
【六甲高山植物園の楽しみ方】
園内でぼーっと過ごすのも1つの楽しみ方ですが、もう少しアクティビティっぽい楽しみ方もしたいという人のために、私なりに楽しみ方を考えてみました。
園内マップをたよりに旬の植物を探そう

入場の時に渡される園内マップ。
この園内マップにのってる花を探しながら歩くと、宝探し感覚で楽しめます。
ただ、高山に咲く花ってめっちゃ小さいし、派手さはあまりありません。
だから、どんなお花かなっていう知的好奇心をフルマックスではたらかせることが大切です。

私が行った時の目玉、「ヒマラヤの青いケシ」。
もうほとんど枯れかけだったんですが、なんとかきれいなものを選んで写真に撮りました。

こちらは、「ギンリョウソウ(別名ユウレイタケ)」。
小指ほどの大きさの植物です。
意識してなかったら、まず見つからなかったですね。
「時期が終わって見られない」・「時期が早くてまだ咲いてない」お花もあったので、せっかく出会えたお花との一期一会を楽しむ気持ちも大事かな〜と思います。
そういうのって、心に余裕があってはじめてできることだと思うので。
ない余裕は、作りましょ。
簡単ですよ、情報機器を遮断すればいいんですよ。ふふ。
リアル「どうぶつの森」
園内では生き物との遭遇も。
私たち夫婦は「どうぶつの森」で遊んでる感覚で、生き物を見つけては大喜びしてました。
では、私が園内で見つけた生き物を写真でご紹介しましょう。(苦手な人、ごめんなさい)








ショップ「アルピコラ」のワークショップも要チェック

園内にあるショップ「アルピコラ」には、企画展やワークショップがあります。
私の行った時は「コケリウムの手作り体験」をやってました。
おみやげ用にドライフラワーを使った「手作りリースキット」も売ってあったので、私は相方とおそろいで買いました。
帰ってからのお楽しみまでできちゃいます。
【山小屋カフェ「エーデルワイス」での食事】

さて、園内での食事ですが・・・私はてっきりレジャーシートを敷いておにぎりを食べるつもりでコンビニで買ってたんですが、なんかそういう雰囲気でもなくて。。
結局、園併設のカフェ「エーデルワイス」でいただくことにしました。(おにぎりは晩ごはんに食べました。)

店内は山小屋みたいな雰囲気で、開放感があっていい感じ。

相方はカレーのセットを、私はハヤシライスのセットを注文。
お味は・・・まあこんなもんかって感じでしたが(厳しいかなぁ?)、こんな山の中で、コロナ禍で、お客さんも来るかどうかわからないようなド平日に食事ができるだけでもありがたいよ。
なにより店員さんの雰囲気がとてもよくて、和やかなランチタイムを過ごさせていただきました。
【六甲高山植物園を100%楽しむために】
こんな感じの六甲高山植物園ですが、100%楽しむために準備すべきものを私なりにまとめてみたいと思います。
服装はスニーカー・長ズボンがおすすめ
園内は地面が土の場所もあるし、傾斜があるので、靴は歩きやすいスニーカーがおすすめです。
また、虫がいるのでスカートや短パンよりも長ズボンが安心。
望遠レンズのカメラ・双眼鏡
この記事で紹介してる植物の写真はすべて望遠レンズで撮影したものです。
実物はほんっとに小さいんですよ。
だから、望遠レンズのカメラがなければ、せめて双眼鏡はあったほうがいい。
そのほうが、いろいろ見れて楽しいからね。
日焼け止め・虫除け
なるべく植物に集中できるように、日焼け止めや虫除けはあらかじめ塗っておきましょう。
忘れるとかなり後悔すると思いますよ。
水筒
飲み物が買える自動販売機は、西入口・東入口の両方にありましたが、園内にはなかったと思います。
園内はかなり広く、傾斜もあるので、歩いてるとけっこう喉がかわきます。
こまめな水分補給ができるように、水筒など飲み物の準備があるといいでしょう。
【疲れがたまった頃にまた行きたい】
初めての六甲高山植物園でしたが、めちゃくちゃ癒されました。
ほどよく歩いていい運動にもなったし、山の空気をたくさん吸ってスッキリした気持ちで帰宅しました。
最近は一生かけても見尽くせないほどの情報があふれてて、日常的に情報を浴びるように生活してたら、疲れるのは当たり前ですよね。
たまには自然の中で、何も考えずぼーっとお散歩して過ごすのも大事だなって思いました。
また疲れがたまった頃に行きたいな〜と思います^^
この記事が参考になりましたら幸せます。