じゃばみ(@jabamichan)です。
いよいよ今年もあとわずか。
新年を明るく迎えるために、頭を悩ませるのはおせち。
新年くらいパ〜ッと・・・と思う人は少なくないと思いますが、お正月だからって高値で売られるおせち、本当にお値段相応の価値があるのかしら。
・・・というわけで、予算3000円でおせちを作ったらどれほどのものが作れるのか、検証してみることにしました。(調味料の金額は含みません。)
作ったのは10月上旬なので、年末よりも物価が安いかもしれません。
ただ、重箱に入りきらなかったおかずもあるので、それで相殺と考えていただけたらと思います。
【予算3000円におさえるためのポイントは代用おせち】
予算3000円におさえるために、おせちの定番だけど削ったものがいくつかあります。
それらは、おせちの中でも「原価の高いおかず」だと思うので、逆に言えば、それさえ入れなければ安くおさえられると言えます。
内容がしょぼくならないように、それぞれ代用品を作ったので、ご紹介します。
レシピは当ブログの姉妹サイト「余白の多いレシピ帖」のリンクを貼っておきますので、気になったら見てみてください。
栗きんとん → かぼちゃで代用

栗はどうしたって高い。
それに市販の栗きんとんは、甘すぎて口に合わないなんてことも。
同じ黄金色なら、かぼちゃやさつまいもで代用できます。
数の子 → 焼きたらこで代用

市販の数の子で国産ものなんて見たことないし、伝統だからって無理に入れなくてもいいのでは、といつも思う。
1パックあたりの量が多すぎて、買っても余ってしまうし。
(あったらそりゃ食べたいけど・・・)
なので、無理せず焼きたらこでいいんじゃないか、と。
丹波黒豆 → 北海道産黒豆で代用

大粒でふっくらとしてておいしい丹波黒豆ですが、一番安い黒豆と比べると3倍ほどのお値段です。
もちろん丹波黒豆もおいしいんですけど、北海道産黒豆でも十分おいしいです。
ブリ → 鮭で代用

出世魚で縁起がいいことから、おせちによく用いられるブリ。
脂がのっておいしいですが、やっぱり高い。
鮭はブリと比べると安く売られてることが多いですが、海に出て成長した後に再び川に戻ってくることから、縁起のいい魚と言われることもあるそうです。
おせちっぽく、西京焼き風にしてみました。
【意外と低コストな手作りおせち】
その他にも、伊達巻、食べる煮干しで作る田作りや、紅白なます、たたきごぼう、お煮しめなど作ってみました。
これらは、定番のおせち料理の中では、低コストで作れて量もとれます。
その他に、鶏胸肉で作った鶏ハムと、かまぼこを入れて・・・できあがり!

盛り付けには、お弁当カップや100円ショップで買った飾りを使用。
派手さはないですが、しょぼくもないよね?!
ほっこりと家庭的なおせち料理ができました。
【ただし時間だけはかかる】
結果、予算3000円で全11種、3〜4人前のおせちが作れました。
低コストでおさえられた反面、作るのにかかった時間は6時間。
洗い物など雑務を含めると8時間くらいかかりました。
時給1000円とすると、8000円くらいのおせちだったら買ってもいいんじゃなかろうか、という気持ちになります。。
そのあたりの考え方は、人それぞれってことで・・・。
私は10月にこれを作ってヘトヘトになりつつも、早々におせちを楽しんだので、このお正月はテキトーにやり過ごそうと思います。笑
楽天市場、ヤフーで買える1万円以内のおせちをまとめてますので、よかったら下の記事もご覧ください。
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