親と絶縁したから気づけたこと

私自身は2019年5月、実家への帰省中の母の発言がきっかけで絶縁を決意しました。

あれからこの記事を書いている時点で6年が経ちましたが、結果としては絶縁は私には必要だったと思っています。

この記事で、私が絶縁したからこそ気づけたことを3つご紹介します。


※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

【親と絶縁したから気づけたこと3選】

1. 自分の家がふつうではなかったこと

とえば、常に家庭内で怒鳴り声が聞こえるとか、親が癇癪(かんしゃく)を起こすとか。

親が感情で支配することが当たり前だったし、家庭とはそういうものなんだと思ってました。

私が今の夫と結婚して感じたのは、「家ってなんて静かで穏やかなんだろう」ということ。

また、夫は「家族は助け合うものだし、家が楽しい場所であるように努めることが大切だ」ということを教えてくれ、自分の育った家の異常さを痛感しました。


2. 親は完璧で絶対的な存在ではなかったこと

にとって親は怖い存在で、「言うことを聞かなければ大変なことになる」と感覚的に思っていたし、いつも「お前はひねくれ者だ」と言われていたせいで「自分が間違ってるかも」「自分が悪いのかも」という意識が強かったです。

それは、親は完璧で絶対的な存在だと思わされていたからですが、先に書いたように自分の家が異常だと気づいたことや、心理学の本を数多く読んだことで、親の稚拙さや弱さが浮き彫りになり、親のことを疑う視点を持てるようになりました。

今まで身につけてきた生き方そのものに対しても、見直して修正していこうって思いましたね。


3. 親と絶縁しても不幸にはならないこと

縁直後は、罪悪感や自責の念にかられて、毎日泣いたり苦しんだりしていましたが、それが過ぎ去ると「毎日ってこんなに穏やかなんだっけ?」と思うくらい楽になり、絶縁前よりも格段に幸せ度は増しています。

もう親のグチに付き合わされることもないし、受け取りたくもない荷物の処理に追われることもない。

心がざわつく人格否定を受けることもなくなり、とても快適です。

親のほうはどうかと言うと、兄いわく、孫(兄の子供)に意識が向いているみたいなので、それぞれ平和な暮らしができてよかったんじゃないかな、と。


【本当の親孝行は自分が幸せでいること】

上のことは、これまで通り親と付き合っていたら気づけなかったことだと私は思っています。

親の影響力は絶大なので(条件反射的なものだと思う)

「私が間違ってるんだ」

「私が悪い」

「私なんて生まれてこなければよかった」

そんな自分否定の習慣から抜け出すことはできなかったと思うのです。

だから、私は親と絶縁して本当によかったと思っています。

親と縁を切っても「親不孝だ」と自分を責める必要はありません。

この世にいただいた命を精一杯輝かせて幸せに生きていくこと。

それ以上の親孝行はないと思うし、それができて初めて、この世に生まれてきたことに感謝できると思うのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA