前回の記事で、生きづらさのない人は自分の感情をコントロールしている、ということに触れました。

この記事では、どうすれば自分の感情をコントロールすることができるようになるか、私の取り組みをご紹介します。
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【自分の感情をコントロールできない原因】
感情のコントロールができない根本的な原因は、私の場合ですが「自分の感情がわからない」こと。
かつての私はただ「もやもや」するばかりで、自分の感情がわかりませんでした。
わからないから、ピークアウトするまで放っておいてしまい、訳もわからず涙が出たり、リセット症候群を繰り返したりしていたんだと思っています。
そうなったのには、自分の感情をおさえつけてきた体験や、自分よりも親の感情を優先してきたことなどが影響していると自己分析しています。
【感情をコントロールするためにしていること】
それでは、私が感情をコントロールするために取り組んでいることを具体的に3つご紹介します。
1. 自分の感情を把握する
ふだんの生活で気づいた時でいいので「今どんな気分?」と自分の中で問いかけることで、自分の感情を把握することに努めています。
思い浮かんだ感情は、ただ受け取るだけ。
「楽しい」→「そっか」
「悲しい」→「そっか」
という感じで、善悪の判断をせずに、浮かんでは消える感情を観察する感じ。
日記を書くなど、文章化することもおすすめです。
2. もやもやの奥の感情を受け止める
感情を把握しようとする時、ポジティブな感情はわかりやすいのですが、「いやだ」「怒ってる」などのネガティブな感情の時ほど、もやっとする感じが強いことに気づきました。
このもやもやの原因は、「そんな風に感じる自分は最低な人間だ」という罪悪感や自責の念。
まるで、ディレクターが都合の悪いものにモザイクをかけるように、純粋な感情にモザイクをかけて見えなくしている感じ。
隠すから、余計に気になるし、ずっと考えちゃうんだと思います。
嫉妬や憎悪などの汚い感情も、認めてしまったらとても楽です。
それを表にぶちまけちゃったら本当に最低な人間になるけど、自分で思うのは、全然悪いことじゃないんですよね。
3. ピークアウトを回避する
私自身、イライラが爆発して家族に八つ当たりしたことは何度もありますが、そのたびに自己嫌悪してしまうので、なるべくピークアウトはしたくないなと思いました。
そこで、どういう時にピークアウトしてしまうのかを考えてみたんですが、私の場合は、以下のような時が多いと気づきました。
- 疲れている時
- 言いたいことを我慢した時
- 生理の前後
- 空腹時
そこで、
- 疲れたら早めに休む
- 言いたいことは我慢しない(ただし言い方に気をつける)
- 生理の前後にあれこれ詰め込まない
- お茶やおやつタイムを楽しむ
という風に、感情がピークアウトしないで済むように生活を改めました。
感情のコントロールのために、生活をコントロールするってことを意識するのも有効かと思います。
【感情がコントロールできるようになると】
平常心でいられる時間が増えるので、毎日は圧倒的に楽になります。
自分の心地よさを優先できるようになると、他人との線引きも自然とできてくる。
自分の感情を受け止めることって自分を大事にすることの1つなんだと思います。
「ちょっとやってみようかな」って思った人、ぜひその感情を受け止めてあげてくださいね。