【歌詞】

【制作に関するエピソード】
私はこれまで、かなり主観的な歌ばかりを作っていて、リスナーのための余白を用意してこなかった。
だから、今回の作品では、今までの作品よりずっと抽象度を高くして、解釈の幅を広げることを1つの目標にした。
自分としては珍しく、メロディを先に作り上げてから歌詞をのせた。
メロディは、頭で考えずにただ自然に浮かんできたものをキャッチし、それを打ち込んでいくだけ。
思考じゃなく感性で作ったらどんなものになるか、試してみたかったんだ。
でもできあがった曲は全然キャッチーじゃないし、「なんだこの曲…」と困惑。。
制作は難航、歌いこなすのも大変で、もうやめてしまおうかと何度も思った。
なんとか完成した時には達成感よりも「やっと解放された」という安堵のほうが大きくて、それもおもろかった。
たくさん歌を作ってきたけど、これは新感覚やったな〜!
【この歌に込めた思い】
歌詞も悩みに悩んで。
なんとなく宇宙っぽくて、疾走感があって、自由で気まま。
SNSでは病みアカウントをよく目にするので、自分の居場所を見つけられなくて苦しんでいる人に届けられる音楽にしたいと思っていたところ、ぴったりのモチーフを見つけた。
それが、宮沢賢治氏の『よだかの星』。
世間から否定され、耐えられなくなったよだかが最後は星になって空に輝き続けるという物語。
解釈はさまざまだから、私もあえてこの歌詞の解釈をリスナーに委ねることにする。
あとは、音楽の力とリスナーを信じるよ!
ぜひ聴いてね!
じゃばみのホームページ 
