【歌詞】

【制作に関するエピソード】
この歌はもともと東日本大震災の被災地を思って作ったのだが、その後ロシアによるウクライナ侵攻や能登の震災が起き、「ふるさと」というものへの思いが以前よりも深いものになっているのを感じていた。
過去に作ったバックサウンドを作り直し、いざボーカルを録音しようと試みたのが昨年のこと。
イメージが定まらないうちに春が過ぎてしまい、放置状態になっていた。
昨年はいろんな曲にチャレンジして、いろんな歌い方を試行錯誤してきたのだけど、そのおかげで大事なことに気づくことができた。
それは「自分は自分以外の何者にもなれない」ということ。
自分以外の誰かをまねして歌おうとしても、声帯に負担をかけるだけ。
自分が一番心地よく歌えることが、結局は自分を一番よく響かせることにつながるのだということに、やっと気づいたのだ。
それはどんなに低く汚い声でも、「自分とはこういう声なんだ」と受け入れなければできないことで。
1年前の私は、「もっと高い声を出さなきゃ」「もっときれいな声を出さなきゃ」と必死でボイトレに励んでいて、もちろん得られたことも大きいけど、逆に言えば自己否定をずっとしていたことにもなる。
それにも疲れてもういいや、となってやっと力が抜けたのが昨年末。
そんな中で、生まれ育った実家が老朽化のため取り壊されたことを知り、ふと、この歌を歌いたくなった。
それが、この歌が待っていたタイミングだったのだろうと思う。
【この歌に込めた思い】
そうは言っても、録音中ずっと思っていたのは「MISIAがこの歌を歌ったらどんなにいいだろう」ということである。(敬称略)
自分の声の汚さや、音程の悪さにベソをかきながら、自分の歩んできた人生や吸ってきたタバコの本数をどんなに呪ったことか。
自業自得だし、それも受け入れるしかない。
こんな私の声でも、いいサウンドに仕上げるしかない。
最後はもうスタジオにいる雇われエンジニアの気分になって、「はい〜、いい感じですヨォ〜」とニコニコ笑いながらのミックス作業。
もう地獄だ。
人生やり直したい。
ていうかMISIAが歌ってくれ。。。
とか思いながら、ボーカルを裁断してはノイズを削り、補正とかリバーブとかあらゆる手を尽くしてなんとか編集を終えたら、あろうことか録音データを消してしまい、また録音し直し、、、
春は遠い、、、、
って感じの制作だった。
でも、なんとか形にはなったので……最後まで諦めないことです。苦笑
この歌を聴いた人が、少しでも未来に光を感じることができたらいいなと思う。
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