スーパーで買ったみかんが、甘くも酸っぱくもなくて、傷んでるわけじゃないけど、おいしくない……って言うか、まずい。
ふつうに食べてもちっとも嬉しくないので、ジャムにしました。
結果、オレンジのマーマレードよりもうまみが強くて、ポンジュースを煮詰めたような親しみのあるお味でおいしい!
作ってよかったので、記録しておきたいと思います。
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【みかんジャムの材料】
- みかん 正味300g(小5つ)
- きび糖 150g
- レモン汁 大さじ1
※約400mlのジャムができます。
みかんの皮は苦味が出るので、2個分だけ使います。(きれいに洗って水気を拭き取っておく。)
わが家にはきび糖しか置いていないので、きび糖ですが、もちろんふつうのお砂糖でもOK。
常温保存ができるように糖度は50%に。
瓶に詰めて未開封であれば常温で半年ほど保存できますが、経験上、手作りジャムは3ヶ月を超えたあたりから徐々に変色するので、3ヶ月くらいで食べ切るのがいいと思います。
【みかんジャムの作り方】
1. みかんを刻む
果肉部分は、イチョウ切りのような感じで。
細かく刻んだほうが、仕上がりの口当たりがよくなります。
フードプロセッサーを使ってもいいですね。
皮のほうは、食感が残るので細切りに。
刻んだみかんは、ステンレスかホーローの鍋に入れます。
2. みかんと砂糖を混ぜて10分放置
砂糖と混ぜるとみかんから水分が出るので、加熱時間を短縮することができます。
加熱時間が短いほうが果物の風味が損なわれにくいので、おいしいジャムを作るには大切な行程です。
時間に余裕がある時は、1時間くらい置くといいでしょう。
3. 中火で加熱し、グツグツしてきたら弱火に、とろりとしたらレモン汁を入れて、できあがり
アクが出てきたら、軽く取り除きます。
同時に瓶の煮沸もしておくと効率的。
とろみがついてきたなぁと思ったら、レモン汁を加えてさっと混ぜたらできあがり。
【瓶詰めして脱気する】
瓶詰めした後に、軽くフタを閉めてお湯に入れ、10〜15分ほど加熱。
瓶を煮沸したお湯をそのまま使うと効率がいいです。
トングなどで取り出して、やけどしないようにミトンやタオルでフタを軽く開け、キュッと閉める。
私は真ん中が凹むフタの瓶を使っています。
↓私が使ってるのは、「いれもん屋」さんの瓶。(Amazonにはないかも。)
脱気がうまくいっていれば、温度が冷えると同時にフタが凹みます。
目で見て確認ができるので、安心です。
【みかんジャムの使い方】
最初に書いたように、ポンジュースのような親しみやすい味わいのマーマレードって感じで、私はふつうのマーマレードより好きだなって思いました。
以下のような使い方ができます。
- パンに塗る
- ヨーグルトに入れる
- 炭酸水と混ぜてジュースに
- 焼酎+炭酸水+ジャムでみかんチューハイに
- ブランデー+ジャム+クレープでクレープシュゼットに
- 煮物料理の隠し味に
おいしくないみかんだったのに、こんなに楽しめるなんて、逆にラッキー!
みかんジャム、ハマりそうです。