先日、義母のお誕生日のお祝いに、ばあちゃん直伝の角寿司を作りました。
山口県萩市、山陰地方の味。
現代からしたら質素かもしれないですが、昔はこれがごちそうだったんですよね。
手近にある材料で作れるので、急な集まりにもおすすめです。
レシピをまとめておきます。
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【材料(角寿司 約12個分)】
酢飯の材料
- お米 4合
- 出汁昆布 1枚
- 水 700ml
- 酢 70ml
- 砂糖 80g
- 塩 14g
- 酒 大さじ半
酢は米酢か穀物酢を使います。
トッピングの材料
- 卵 2個
- にんじん 1/2本
- 干し椎茸 10g
- 桜でんぶ 適量
肉や魚を使わないのがトラディショナル。
使用した道具は、数年前にダイソーで購入した「デコ寿司」。
これ、2024年現在は販売してないようです。(買っといてよかった…)
牛乳パックでも代用できると思います。
【酢飯の準備】
1. 研いだお米に昆布を入れ、分量の水で炊く
2. 酢、砂糖、塩、酒を小鍋であたため、調味料を溶かす
酢が飛んでしまうので、絶対に沸かさないように。
調味料が溶けたら、大さじ2〜3ほどトッピングになじませる用に別にとっておく。
同時に、トッピングの準備をしておく。
3. ごはんが炊けたら、2とトッピングの煮汁(大さじ2〜3)をまわしかけ、切るように全体を混ぜる
換気扇をフル回転・うちわで仰いで、湯気を飛ばしつつ、手早く混ぜていきます。
(本当は木桶などで混ぜるのが好ましい。)
うまくいけば、お米の粒がツヤツヤになります。
酢飯の準備はこれでOK。
【トッピングの準備】
1. 干し椎茸は水で戻してスライスに、にんじんは千切りにする
干し椎茸の戻し汁は使うので捨てないで取っておくこと。
2. 1を小鍋に入れ、椎茸の戻し汁と酢飯用の調味液(とっておいたもの)を加えて煮る
戻し汁は全体がひたるくらいの量で。
にんじんがやわらかくなったらOK。
煮汁は大さじ2〜3ほどとって、酢飯の調味液に戻します。
3. 錦糸卵を作る
味付けはしなくてOK。
【角寿司を仕上げる】
1. ごはんを丸くにぎってから型へ入れ、平らにならす
おにぎりを作るように、丸くしてから型に入れると手早くきれいにできます。
2. トッピングをのせる
桜でんぶはここで登場。
3. 上からぎゅっと押さえて、押し出したらできあがり
崩れない、米がつぶれない、力加減に気をつけて。
【余ったらラップに包んで冷凍できます】
シンプルな材料なので、余ったらラップに包んで冷凍しておけます。
また、具材と酢飯を全部混ぜ合わせて、おにぎりにしてもいいですよ。
私はこの角寿司、小さい頃はあんまり好きじゃなかったけど、大人になってからは妙に恋しくて。
時々作っては「そうそうこの味!」と、懐かしい気持ちに浸っています。