孔食ができてしまったフライパンから買い替えで、燕三条のメーカー、下村企販の鉄製 厚底フライパンを買ってみました。
この記事で使い心地をレビューします。
鉄フライパンを試してみたい・おすすめの鉄フライパンを知りたいという人におすすめの内容です。
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【私がこれを選んだ理由】

以前に使っていたのは、窒化鉄・エンボス加工で板厚1.2mmの軽量のフライパンでしたが、以下のような不満を抱いていました。
- 板厚が薄く、食材を入れると温度が下がってしまう
- エンボス加工がかえって食材をくっつきやすくしている
買い替えるなら、板厚は2mm以上、重さは片手で持てる1kgほど、ツルツルの鍋肌にしようと思っていたところ、ドンピシャだったのが、この厚底フライパン。
板厚は2.3mmあり(これがなかなか他にない厚みなのです)、重さは1.2kgでまあ許容範囲内(片手でギリギリ持てました)、シンプルなデザイン。
楽天市場で3000円以内で購入できたので、予算的にもすごくありがたかった!
【油ならしをしました】

付属の説明書に従って、油ならしをしました。
※以下のやり方はガス火でのやり方です。IHでは、終始「弱火」で行うこと。
※説明書を元に、補足も含めて編集しました。
- 購入したフライパンを洗う
- フライパンを中火で2〜3分加熱し、水分を飛ばす
- 手で触れる温度になるまで冷ます
- 食用油を鍋肌にまわし入れる(鍋底全体が覆われる程度)
- 弱火で3分加熱する
- 油をオイルポットなどに戻す
- フライパンが冷えるのを待ち、キッチンペーパーなどでフライパンの内側全体を拭き、油をなじませる
窒化鉄のフライパンと油ならしの方法に大きなちがいはなく、簡単にできました。
【1回目の使用】
購入して最初に、野菜炒めを作ってみました。
加熱したフライパンに油を入れ、キッチンペーパーで全体になじませてから使用しました。

豚こま肉ですが、くっつかずにツルッとひっくり返せました。
きれいな焼き目がついています。
油がなじむまではくっつきやすいのかと思っていましたが、全然問題なかったです。

1回目からお野菜シャキシャキで、おいしい野菜炒めが作れました!
【表面カリッと、内側しっとりな仕上がりに】
板厚が薄かった先代フライパンと比べると、お料理の仕上がりが全然ちがうことにびっくり。

お好み焼きは、表面カリッと、内側はふわふわ。
熱伝導率と蓄熱性のおかげだと思いますが、内側の水分が外に逃げずに、しっとり感がある感じ。

フレンチトーストを作ったら、卵液がほどよく固まって内側がプリンみたいになってて、めっちゃおいしかった!

卵料理ばかり紹介して申し訳ない…チャーハンもくっつかずにできました!
使い心地に大満足。
お気に入りのフライパンになりました。
【アフターケア方法】
使用後は、ぬるま湯を入れるか、水を入れてそのまま加熱したのをシンクに持って行き、水を流しながらタワシでこすると、スルスルっと汚れが落ちます。
大げさでなく、本当に秒でフライパン洗いが終了します。
再度コンロで加熱して水気を飛ばした後、キッチンペーパーにちょこっと油を垂らして、全体を拭いたら完了。

油をならす必要がない…と言われる窒化鉄でも、こんな風に油をちょっとなじませていれば傷まずに済んだかもしれません。
たったの、このひと手間だけなので、鉄フライパンでも大変じゃないと今では思っています。
【おすすめできる鉄フライパンです】
以上のように、使い心地はかなりよく、おすすめできる鉄フライパンです。
初心者の方でも、鉄フライパンの良さや使う醍醐味を感じてもらえると思います。
ぜひお試しください。
他のフライパンもあわせて検討したいという方は、下の記事を参考にしてみてください。
選ぶ時のポイントをまとめています。
